2006/06/06~12/25

 


200666日(火) ドイツ生活記(2006年ワールドカップ)

こちらボンにいるお陰で、今回のワールドカップに関する様々な情報を得ることができました。家にはテレビもなく、もともとは結果だけ分かればいいと思っていたのですが、家の近くに日本のメディア拠点となるブースができたのです。日本選手も大会期間中ボンに宿泊し、練習も一般公開されているため、色々な意味で「ワールドカップの日本」は、ここボンにあるという感じです。

 

多くの日本人が訪れているためか、お店でも日の丸があちこちに掲げられています。そんなわけで最近は、学校の行き帰りに少しブースへ立ち寄るのが日課になりました。そこには日本の放送局や、各国からの取材陣が大勢来ています。昨日は偶然、スペイン放送の取材陣と話すことになり、リポーターの女性と話したり、隣に座ったままビデオ撮影をされたりしました。キリンビールまで一杯ご馳走になりました。

 

以前、日本のスポーツ番組で見ていたアナウンサーたちの姿も、多く見かけます。ブースの中にはインターネットが使えるノートパソコンが3台置いてあるので、それを使ってメールをすることもあります。

 

今日からはボン市内でも様々なイベントが始まり、ワールドカップの雰囲気をさらに盛り上げています。今度の金曜日には、〝世界よ来たれ、友のもとへというタイトルのもと、ボン・ベートーヴェンオーケストラによる特別コンサートが開かれる予定です。

 

日本からのサポーターたちは、列車で移動しながら、ここで情報を得て過ごしているようです。いよいよ今週金曜日が開幕。私の関心は日本戦と韓国戦ですが、両チームとも最後まで頑張って、ベスト4まで進んでくれたらと願っています。4年に一度の機会ですから、悔いのないよう、少しは積極的に今回のワールドカップに関わってみたいと考えています。

 

200673日(月) ドイツワールドカップ

こんにちは。 ボンの昨日の気温は、真夏を感じさせる暑さでした。これから本格的な夏が始まるという合図のような一日だったかもしれません。イギリスがポルトガルに、ブラジルはフランスに敗れ、大勢のサポーターたちの悲しむ姿がテレビに映し出されました。勝者の喜びと、敗者の悲しみ。これはスポーツの世界だけの光景ではありません。残念ながら、戦争においても見られる光景です。

 

イラク戦争の時がそうでした。バグダッドが占領された時の映像が、今も頭に浮かびます。フセインの銅像が倒され、歓声をあげる市民たち。しかしその後、その喜びは悲しみと涙に変わりました。兄弟姉妹、親、子供たちが命を落としたからです。

 

自由は大事です。自由を得るために、多くの人々が亡くなりました。かつて自由のために戦った人々は、自分だけの安寧のために命を捧げたのではありませんでした。多くの人々、そしてこれから生まれてくる子孫のために戦ったのです。しかし今の時代、人々は自分だけの幸せと安全、ごく狭い意味での家族のことだけを考えています。社会全体を、国全体を、そして世界全体を考える、成熟した考え方を持つ人々が少なくなっているのは確かでしょう。これからの親の世代に与えられた大事な使命は、自国だけの理念を離れ、世界全体を視野に入れた人々を育てていくことだと思います。

 

さて、「ワールドカップ症候群」という言葉を知っていますか。大会での興奮と熱情が冷めず、元の生活に戻るのに、しばらく時間がかかるというものです。4年前に韓国がそうでした。しかし、戻らなければならない現実があります。これもまた、4年ごとに行われるワールドカップという現象の一部なのでしょう。

 

200684日(金) 真夏の日々

人間の体が溶ける、ということがよく分かりました。ボンで迎える初めての夏は、日本で過ごした過去の暑い日々を思い出させます。重そうな体を動かしているドイツのお年寄りたちが、少し可哀想に見えるほど、本当に暑いです。

 

8月は、平和について考えさせられる月ですが、何より私にとっては、娘の誕生が第一に思い浮かぶ月です。平和を祈りながら名前を付けたので、より一層、この8月は意味深いものとなりました。

 

イスラエルのレバノン侵攻。いつも犠牲になるのは、弱い人々だけです。多くの子ども、老人、女性、体の不自由な人々……。体の傷の上に、さらに心の傷を負わせる戦争は、人間の歴史と共に歩んできました。人間の罪のゆえに、戦争はなくならないのかもしれません。しかし、だからと言って平和への歩みを止めてはいけません。戦いが激しく、止まない状況であったとしても、平和への祈りと行進は続けなければならないのです。

 

そしてもう一つ、平和の主を忘れてはならない。平和のためにこの世に来てくださった、平和の王、救い主イエス・キリストを知り、信じること。それこそが、本当の意味で平和を愛し、平和のために戦う私たちの姿なのです。この暑い日々、世界の平和を皆さんと共に祈り、平和の行進を続けたいと思います。

 


2006810日(木) 娘の1歳のお祝い

一週間早く、娘の一歳の誕生会をしました。韓国では「トル」と言い、百日祝いと並んで盛大に行います。今回は家族と教会の兄弟姉妹たちが集まり、30人ほどの会になりました。 なぜ一週間早くしたかというと、私が12日に再びボンへ戻らなければならなかったからです。しかし、娘と妻、そして家族と過ごしたこの3週間は、とても幸せな日々でした。誕生会も無事に終わり、感謝です。娘は大きくなり、一人で立って歩こうとしています。もちろん、まだ人の手助けが必要ですが、だんだんと成長していくのが分かります。今日は予防注射に行きます。悪い細菌から身を守るために必要なことでしょう。

 

しかし、もっと悪いのは、間違った習慣や考え方、先入観だと思います。だから常に、この子の内面的な成長を祈り、この世の風習に染まらぬよう育てていきたいです。昨日の誕生会で、娘は韓国の民族衣装を着ました。その可愛い姿を見て、皆が喜んでくれました。

あと3日で私がボンに戻ることを、妻はまた寂しく思っているようです。母も「時は早いね」と、何度も繰り返しています。2ヶ月後には、3人で一緒に住むことができます。感謝。ハイデルベルクにいる友人を通して、住まいを探してもらっているところです。

今週と来週が過ぎれば、この暑さも少しは和らぐでしょう。皆さん、お体には気をつけてください。

 


2006811日(金) 娘へ

娘の初めての誕生日を韓国で迎え、両親や兄弟、そして教会員たちが一緒に祝ってくれました。感謝。私はドイツではなく、韓国へ飛んできたことを後悔していません。

 


20061124日(金) 久しぶりの更新 ーハイデルベルクでの3人の暮らしー

申請してから二ヶ月かかったインターネットの接続工事も終わり、これからは自宅で自由にインターネットが使えるようになりました。 私たちが住んでいるのは、ハイデルベルクからバスで約30分離れたヴィルヘルムスフェルトという村です。人口3000人ほどの小さな村ですが、家々がそれぞれ離れて点在しているので、一目では全体を見渡せません。朝夕の通勤通学の時間帯を除けばバスは1時間に1本しかなく、交通の便は正直、少し不便です。

 

我が家はバス停から歩いて15分ほどの所にある、3階建てアパートです。交通の便はさておき、何よりも自然が豊かなので、ここに住むことを決めました。山に囲まれ、すぐ近くには国立自然公園の森が広がる、とても住み心地の良い村です。羊や山羊の声が聞こえ、教会も歩いて15分ほどの距離にあり、感謝して毎日を送っています。

最近は、秋から冬へと移り変わる森の姿を見届けています。木々が冬の色に変わり、空気が冷たさを増し、家々が冬支度を始める様子を見ると、寒い冬が近づいているのを感じます。初めての冬なので、どんな冬になるのかという楽しみと、妻の少しばかりの不安が入り混じっています。

 


ハイデルベルクの町では、来週からクリスマスの市が始まります。食べ物やグッズを売る店が並び、約1ヶ月続くそうです。以前、雪をかぶったハイデルベルク城を見たことがあるので、今度は自分の目でその美しい姿を見られるのが楽しみです。

 

娘は元気に毎日を過ごしています。寒い中でも外に出たがるので妻は困っていますが、私は、できるだけ外の空気を吸い、冬という季節を体で感じさせることが大事だと考えています。もちろん、風邪を引かないよう注意しながらですが。

 

最近、私は料理をするのが好きになりました。ドイツにいる韓国人留学生のホームページで料理の項目があり、それを参考に、また想像を膨らませながら挑戦しています。この前は、キムチの代わりにこちらのスーパーで安く手に入るザワークラウトを使い、キムチ鍋を作りました。肉の代わりにソーセージを小さく切って入れ、日本人の先輩からもらった唐辛子を効かせます。キムチが食べたくなった時には、これで十分です。

 

もう一つ、タットリタン(肉じゃがに似ています)も作りました。これも初めてなのに成功。鶏肉、じゃがいも、人参、にんにく、生姜、ネギ、ごま、ごま油、醤油、そして唐辛子で味を付け、電気釜で40分ほど蒸せば完成です。今使っている電気釜はこうした料理もできるので、とても重宝しています。

 

料理とは、美味しく食べてくれる人がいるからこそ楽しいものだと、改めて知りました。もちろん、失敗したものも食べてくれるでしょうが。

 

こちらの天気は、曇り、雨、時々晴れ。これがドイツの天気ですね。日本の青空が恋しくなる季節がやってきます。それでは皆さん、お風邪など引かぬよう、お体にお気をつけください。

 


20061125日(土) パリの旅

この前、34日の日程で、家族3人でパリへ行ってきました。3人だけの初めての旅。テーマは「家族の絆」でした。 行きは夜行列車で7時間。娘には少しきつかったかもしれません。朝7時にパリ東駅に着き、私たちはモンパルナス駅へ向かいました。目的地はモン・サン・ミッシェル。「西欧の驚異」とも呼ばれ、800年の歳月をかけて完成されたというその城を、ぜひ一度見たかったのです。

 


モンパルナス駅で85分発のTGVに乗り、約2時間10分でレンヌ駅に到着。そこからバスで1時間20分かかるのですが、観光シーズンではないためバスは1日に1本しかありません。帰りが遅くなると娘が疲れてしまうだろうと考え、今回のモン・サン・ミッシェルの旅は諦めることにしました。駅で昼食をとり、パリへ戻って予約した民宿へ向かいました。

 

しかし、ここからがまた大変でした。地下鉄を乗り継いでやっとたどり着いた住所は、人のいない空き家。周りに公衆電話もなく、私一人で駅の方へ戻るとインターネットカフェがあったので、そこで電話をかけました。すると民宿の主人が出て、すぐに迎えに来るとのこと。車で5分ほどで民宿に着きました。泊まり客は私たちだけ。主人は韓国人の画家で、夕食の後、娘の顔を描いてくれました。



こうして長い一日は終わり、明日からはいよいよ市内観光です。何よりも無事に着き、キムチと美味しいご飯が食べられたことに感謝。

 


パリの旅

パリ旅行の二日目。朝は娘の調子に合わせ、ゆっくりと10時ごろ民宿を出ました。主人が車で駅まで送ってくれ、私たちは凱旋門を目指します。 パリの地下鉄は駅と駅の間が短く、約1分で次の駅に着きます。外へ出ると、大勢の団体観光客がすでに写真を撮ったり、ガイドの説明を聞いたりしていました。

 


私たちはそこで写真を撮り、シャンゼリゼ通りを歩きました。有名なブランド店が並ぶ街です。化粧品の専門店に入ってみましたが、私たちが長居するような場所ではないと思い、すぐに店を出てコンコルド広場へ向かいました。旅で一番大切なのは健康、特に足の丈夫さですね。途中で娘のご飯を用意していなかったことに気づき、売店でバナナを1本買いました。値段はなんと1ユーロ(150円)。「やはりパリだね」と二人で話しました。

 


次はルーブル美術館。しかし、中は人でいっぱいだったので諦め、「聖母マリア」という意味を持つノートルダム大聖堂へ。こちらも観光客でいっぱいです。その日は少し雨が降っていたので、早めに観光を終え、民宿に戻りました。今日の夕食はタットリタン。今晩もご飯を3杯おかわりしました。美味しい!明日はオルセー美術館へ行きます。二日目のパリ観光も無事に終わり、感謝です。

 


20061129日(水) パリの旅

パリの旅も、今日で終わりです。 今日はオルセー美術館を目指しますが、その前にエッフェル塔へ向かいました。朝から強い風が吹き、少し肌寒く感じましたが、天気は晴れ。恵まれた一日です。エッフェル塔には、すでに長い行列ができていました。

 


私たちはその辺のベンチで軽食をとり、オルセー美術館へ向かいましたが、道を間違えてしまいました。知らない道に入り込みましたが、地図をよく見て再確認し、なんとか無事に美術館へ到着。一人9ユーロのチケットを買い、下の階からゆっくりと作品を見て回りました。小学生や中高生のグループも多く、先生の説明を熱心に聞いている姿が印象的でした。

 


絵葉書や本でしか見たことのなかった作品の実物を目にするのは、新鮮な感動があります。退屈になった娘を乳母車から降ろすと、あちこち歩き回り、とても喜んでいます。その姿を見て、通り過ぎるおじいさんやおばあさんたちが、笑いながら声をかけてくれました。



2時間後、美術館を後にして民宿へ。これでパリの旅は終わりです。残念なのはパリの夜景を見られなかったことですが、いつかまた機会が訪れるでしょう。その時を楽しみに、帰路につきました。帰りの土曜日は晴れで、5時間ちょっとでドイツの我が家へ。無事に帰り着いたことに感謝です。

 


20061130日(木) 散歩

今日から、ここハイデルベルクのクリスマス市が始まります。昨夜まで町では色々と準備をしていたので、どんな市が立つのか楽しみです。 今日は朝から雨でしたが、今は止んでいます。家の周りは霧でいっぱいで、気温はそれほど低くありませんが、すっきりしない一日です。今から町へ出かけますので、その様子もまたお伝えします。

 


2006121日(金) クリスマス市

今日は曇り。ここヴィルヘルムスフェルトは冷たい風が吹き、今年一番の寒さを感じる日でした。町へ行くと、大勢の人がクリスマス市で賑わっています。店のショーウィンドウにはクリスマスグッズが並び、店内は多くの買い物客でいっぱいでした。

 


2006122日(土) クリスマス市

町のクリスマス市は、寒くなるにつれて、だんだんと盛り上がっているようです。 今日は朝から晴れで、とても良い天気が一日中続きました。学校の帰りにアジア食料品店で10キロのお米を買って帰りましたが、これがけっこう腰にきました。(なぜか5キロの物は売っていないのです。)

 


家に帰ると、笑顔の娘と妻が迎えてくれました。訪問者がほとんどいない家なので、玄関のドアが開く音がすると、娘にはそれが私だと分かるようです。私が帰ると、娘はくっついて離れません。それで、娘が寝るまで一緒に遊びます。

 


最近は、娘のために家族礼拝に出席しています。他の子どもたちとのふれあいを、娘は楽しんでいるようです。教会のすぐ隣は墓地で、それぞれの墓石の前には、いつも綺麗な花が供えられています。この地で生まれ、この地で眠る。帰るべき場所に帰って眠ることは、幸せなことなのでしょうか。暖かい母の胸に抱かれて眠る赤ちゃんのような感じはしますが……

やはり、私たちが帰るべき場所は一つだと思います。それは国を超え、文化を越え、言語を越え、民族を越えて、一つとなる場所。私たちが最後に目指すのは、そこなのです。

 


2006123日(日) ライプチッヒ

今日はライプチッヒへ行ってきました。日帰りは、少ししんどい旅でした。高速列車で往復8時間以上。娘にとってはハードな旅だったでしょう。朝635分に家を出て、夜8時過ぎに帰ってきました。列車の時間の都合で、実際にライプチッヒにいたのは、たった2時間だけでした。

 


ライプチッヒもクリスマス市で賑わっており、特に土曜日ということもあって、町は人で溢れかえっていました。そこへ、大勢の観光客も加わっていたことでしょう。 ライプチッヒへ行ったのは、ニコライ教会とトーマス教会を見るためでした。東西ドイツ統一のために、平和のために、多くの人々が命がけで戦い、多くの祈りが捧げられた教会です。続きは、また次回に。

 


2006127日(木) 町のクリスマスもだんだん深まりつつ……

クリスマスの雰囲気でいっぱいの町を、体で感じながら毎日通学しています。私たちが住んでいる村でも、多くの家が窓辺に可愛いクリスマスツリーを飾ったり、サンタさんの人形をぶら下げたりしています。家それぞれに個性があり、見ているだけでも楽しくなります。

 

今週はアドベント第一週目。ロウソクに一本の火が灯り、救い主の到来を待ち望んでいます。昔のイスラエルの人々は、それを切に待ち望んでいました。「いつかな、いつかな……」と。

「待つ」ということは、二つの気持ちを抱かせます。期待と、緊張感や不安。期待は相手に重点を置きますが、緊張や不安は自分に重点が置かれます。自分の罪に対する不安かもしれません。しかし、期待はそれとは全く異なります。ただ相手側からの一方的な意志によるものです。

 

多くの人は、期待を持って生きています。より良い世界、社会を期待します。その期待が裏切られると分かっていても、人々は今年も期待を持って生きようとします。中には、期待などせず、信じるのは自分だけだと線を引いて生きる人もいます。どちらが良いのか、人々は考えます。

 

それでも私たちは、期待のない日々を生きることはできません。常に期待のある世界を目指して生きることが大事なのだと思います。諦めずに、希望ある世界を、社会を、そして家庭を、人間関係を、改めて造っていくのです。今年も、期待を持って。

 

20061219日(火) クリスマス市も終わりつつ

17日の礼拝では、子どもたちによる聖誕劇が行われました。牧師の説教はなく、劇中の讃美歌を会衆も一緒に歌うことで、皆が参加するような礼拝でした。とても良かったです。

今週で、ハイデルベルクのクリスマス市は終わりです。先日は、ハイデルベルクに住む日本人クリスチャンたちの祝会がありました。大学のチャペルを借り、約20名が集まって共に賛美し、御言葉を聞く時が与えられました。ドイツ人の学生も5人ほど参加し、一緒に礼拝し、食事をしました。久しぶりに日本語で賛美することができて、嬉しく思いました。

 

写真は、学校の帰りに撮ったハイデルベルクの夜景です。学校は今週の土曜日から新年の第一週目まで休みですが、のんびりできる状況ではありません。ゆっくり休めるのは、おそらくイースター休暇の時になるでしょう。

 


20061225日(月) スイスの旅

私の誕生日に、家族3人で12日のスイス旅へ行ってきました。今回は列車の旅です。ハイデルベルクからチューリッヒまで、そして「ゴールデンパス」と呼ばれる路線でルツェルンから目的地ヴヴェイまで、約11時間の旅でした。今回のテーマは「家族の支え」です。

 


クリスマス時期だったので乗客は少なく、私たちにとってはゆったりとした旅になりました。乗っていた一等車の車両にはほとんど人がおらず、まるで家族だけの貸し切りのよう。娘は走り回り、私たちも人の目を気にすることなく、楽しい時間を過ごせました。



車窓からは、谷川、山上、湖、野原と、自然豊かなスイスの風景が広がります。何よりも、今年初めて、そして娘にとっては生まれて初めての雪を見ることができました。



今日はクリスマス。朝10時の礼拝に行ってきました。明日も「第二クリスマス」ということで、同じく朝10時から礼拝がもたれます。大学は1月の第一週目まで休みですが、会社などは今週一週間がクリスマス休暇となることが多いようです。

コメント