手放す勇気、見つける喜び ―― 「火曜日」という静かな再起動
アスファルトの上に置いた、小さな「諦め」
ホテル日航成田の朝。窓の外を眺めながら、私は一つ、静かな決断をしました。予定していたこの周辺での朝ランを、今回は諦めることにしたのです。ランナーにとって、新しい土地の空気を吸いながら走ることは何よりの喜びですが、実際に周囲の環境を確認し、今回は走らないことが「最善」であると判断しました。
走り続けてきた者にとって、「走らない」と決めることは、時に走るよりも勇気がいるものです。しかし、無理に執着せず、今の状況を受け入れる。その潔さが、心に新しい空白(スペース)を作ってくれました。
「しないこと」が「すること」を輝かせる
私たちは日常の中で、「あれもこれもやらなければ」という強迫観念に追われがちです。せっかくここまで来たのだから、せっかく火曜日になったのだから……。 けれど、環境が整わない時に無理を重ねれば、それは「規律」ではなく「無理」に変わってしまいます。
今朝、ランニングを諦めたことで、私は喉の不調を労わる時間を手にしました。そして、木曜日に予定している千葉での朝ランに向けて、力を蓄えるという新しい楽しみが生まれました。何かを手放すことは、決して敗北ではありません。それは、次に訪れる「最高の一歩」のために、自分を整える賢明な選択なのです。
休らう魂に注がれる「火曜日の恵み」
週の始まりの緊張感が少しだけ和らぎ、週末までの道のりがまだ遠く感じる火曜日。
聖書は、休むこと、そして整えることの大切さをこう語っています。
「静かにして、わたしこそ神であることを知れ。」(詩編 46編11節)
私たちが動くのを止め、自らの計画や執着を手放したとき、そこには神様の確かな守りと、静かな愛が流れ込んできます。水曜日には、セミナーを終えて韓国の先生方と温泉へ向かう予定があります。セミナーという「動」のあとに、温泉という「静」の癒しが待っている。このリズムがあるからこそ、私たちは再び立ち上がることができるのです。
希望は「余白」から生まれる
今日は火曜日です。昨日からの勢いで突き進んでいる方も、あるいはすでに行き詰まりを感じている方もいらっしゃるかもしれません。
もし今、あなたが何かに固執し、苦しくなっているのなら、一度それを「諦めてみる」という選択肢を自分に許してあげてください。
- 勇気: できない自分を認める勇気を持つ。
- 希望: 空いた時間で、明日への期待を膨らませる。
- 愛: 誰よりもまず、疲れを感じている自分自身を慈しむ。
- 生きる力: 力を抜くことで、再び湧き上がるエネルギーを信じる。
諦めることは、終わりではありません。それは、より良い「始まり」のための再起動(リブート)なのです。
整えられた心で、次の一歩へ
今朝、私は走りませんでした。しかし、私の心はすでに木曜日の千葉の空の下を、軽やかに駆け抜けています。今日は、目の前のセミナーにすべての情熱を注ぎ、明日の癒しを心待ちにしながら、誠実に今日という日を歩みます。あなたも、今日という火曜日を、無理に背負い込まなくていいのです。大切なものだけを握りしめ、あとの荷物は一度降ろしてみませんか。その軽やかさこそが、あなたを本当の目的地へと運んでくれます。
成田の地より、皆様の上に豊かな愛と希望が降り注ぐことを祈っています。
今日も、共に前進です。








