2007年7月26日(木) 両親の訪問
今月21日、韓国から私の両親と、教会員の娘さんがドイツへやって来ました。初めてのドイツです。
日曜日には町の聖霊教会で礼拝を捧げ、知り合いの韓国人牧師と一緒に、家で母が作ってくれた韓国料理をいただくことができました。感謝。
今日は妻と娘、そして教会員の娘さんたち三人がヴュルツブルクへ行って来ました。私は家で勉強しながら留守番です。良い天気だったので、とても良かったようです。本当は昨日行く予定でしたが、雨で急遽取りやめ、今日になったわけです。
両親は8月27日まで、私たちと一緒に過ごします。娘の2歳の誕生日を一緒に祝うことができて感謝です。 また昨日は、東京の教会で親しくしていた教会員の方から、娘のために手作りの浴衣が届きました。とても素敵な浴衣で、靴もセットになった心のこもった贈り物です。感謝。今、皆は旅の疲れでぐったりと寝ています。また時間がある時に、続きを書きたいと思います。
2007年7月28日(土) ローテンブルク
昨日は、皆でローテンブルクへ行ってきました。ヴュルツブルクもローテンブルクも、私もまだ行ったことのない場所ですが、観光の定番ですね。
バスにも乗って、こちらの田舎の様子を見てきたようです。古い町並みや教会を見て、両親も色々なことが心に残ったようでした。普段あまり長い距離を歩かない母は、少しきつく感じているようですが、今回の旅は健康づくりも兼ねて、その日の調子に合わせながらゆっくりと出かけるようにしています。娘が初めて日本の浴衣(それも手作りです)を着た時の写真も載せます。あまり上手に着せてはいませんが、ご覧ください。重ねて、贈ってくださったYさんに感謝しています。
2007年8月1日(水) ザルツブルク
今日は、ザルツブルクへ皆が出かけていきました。もちろん私は行っていません。両親と、韓国の教会員の娘さん、そして妻と娘です。
私は昨年ボンにいた時に一人で夜行列車に乗って行ったことがあるので、少しだけ助言をしました。行きはハイデルベルクから乗り換えなしの一本で、帰りは一度だけ乗り換える行程です。
今日の天気は少し肌寒いくらいの晴れで、旅行には最適な天候だったかもしれません。 まだ皆は帰っておらず、夜10時40分ごろに家へ着く予定です。往復10時間、観光は3時間。日帰りには少しきつい旅かもしれませんが、家で休むのが一番良いだろうということになりました。3時間もあれば、十分見て回れるでしょう。
今日は主に、教会と町並み、そしてモーツァルトの生家を巡ることにしたようです。何より、お店の看板が面白い街です。特に印象的だったのは、マクドナルドの看板でした。もし写真を撮ってきてくれたら、また載せようと思います。
今度の金曜日には、ベルリンへ行くことになるでしょう。こちらも片道約5時間かかりますが、3時間で観光するのは難しいかもしれません。ドイツの首都であり、過去と現代が共存する大きな町なので、いくつか見どころを絞る必要があります。
心が痛む
アフガニスタンで、二人目の韓国人の犠牲者が出ました。牧師に続き、殺されたのは28歳の青年です。悲しみに暮れるその青年の母親の写真が、新聞に載っていました。悲しいです。一体、誰のための戦いなのでしょうか。「理由なき墓はない」という言葉があります。すべての死には理由がある。しかし、同じ人間を人質にとり殺すという行為は、人としてあるまじき行いです。今は理解できない。おそらく、これらの死を解釈することはできないでしょう。ただ悲しみ、涙を流し、祈るだけです。これこそが、私たち人間の無力な姿なのです。
2007年8月5日(日) チューリッヒ
昨日は、皆でチューリッヒへ行ってきました。 私は朝、駅まで見送りに行き、その途中で皆とハイデルベルクの街角で写真を撮りました。天気も良く、快適な旅になったことでしょう。チューリッヒまで約4時間。娘は私の両親が見ていてくれ、妻と教会員の娘さんは二人でゆっくり観光ができたということでした。帰ってきたのは夜10時ごろで、皆へとへとでした。旅には体力が必要です。無事に帰ってきてくれて、感謝でした。
2007年8月10日(金) ベルリンへ
昨夜、家族は夜行の寝台車に乗ってベルリンへ向かいました。今週は雨が続いていたのでどうなるかと思いましたが、切符も買ってあったので、出かけることになったのです。
私がちょうど帰り道だったので、皆が家を出て5分ほど経った頃でしょうか、途中でばったりと会いました。小雨が降る暗がりの中、娘を含む5人の一行がやって来るのが見えました。少し肌寒いので、皆温かい格好をしています。私は娘にキスをし、「いってらっしゃい」と挨拶して家に戻りました。
皆は今ごろ、ベルリンの町を楽しんでいるでしょう。私は久しぶりに、家で一人勉強しています。ふと静岡にいた頃が懐かしくなり、ハードディスクの写真を見ながら、このブログを更新しています。限られた時間で書き終え、また勉強に戻らなければ。まるで大学受験生か、司法試験の受験生のような心持ちです。頭脳よりも努力の方が確実だと信じているので、希望を失わず最後まで頑張ります。「命ある限り希望はある」という言葉が、私は好きです。
追伸:夜行列車で無事にベルリンへ着いたようです。天気は曇り、観光にはちょうど良いかもしれません。両親は娘と公園で遊び、妻と教会員の娘さんは博物館へ行ったとのことでした。
しかし、旅を終えて疲れた様子の家族と、ハイデルベルクへ戻るバスの中で偶然出会いました。私は買い物の帰り道で、あと1時間ほどで帰ってくるだろうと思っていましたが、ベルリンで少し早い電車に乗れたようです。
2007年8月12日(日) ベルリンの公園で遊ぶ娘
私も11年前に約1ヶ月間ベルリンに滞在したことがあり、懐かしく写真を見ました。私も歩いた街角や教会、公園、川。当時は工事現場が多かったので、今のようにほとんど完成された町の様子を見るのは、それ以来です。
両親と娘の笑顔
親は、孫といるとやはり元気になるようです。娘も、久しぶりに大勢の人と過ごせて楽しそうです。いつもは三人、ほとんどは二人だけの生活だったので、急に6人家族になったのですから。多くの人々に囲まれて楽しむ娘と両親の笑顔に、私たちも幸せを感じています。
2007年8月13日(月) ハイデルベルク観光
今日、家族は町で礼拝を捧げ、そのまま観光に出かけました。私は一人、村の教会で礼拝し、留守番です。 遊覧船は、今度の金曜日に乗ることにしたようです。今週は娘の2歳の誕生日なので、そのための民族衣装(ハンボク)を、私の母が少し直してくれました。1歳のお祝いに着たものですが、もともと少し大きめだったので、ちょうど良くなったようです。それを今日、着てみました。それにしても、静かな日曜の午後です。この静かな村での生活にも慣れ、これが良いのだと思うようになりました。
2007年8月15日(水) あと7日
時間の流れは速いものです。あっという間に一ヶ月が過ぎようとしています。 来週の火曜日、両親は韓国へ戻ります。にぎやかだった我が家も、再び静かな3人での生活に戻ります。何よりも、皆が元気に過ごしてくれたことに感謝です。毎朝、私が出かける前に祝福の祈りをしてくれた父と母に感謝しています。
特に母は、昔と変わらず夜中や早朝に起きて祈りを捧げており、その姿に感謝したひと時でもありました。何よりも、娘が寂しくなるだろうと思いますが……。その前に、明後日の2歳の誕生会を皆で祝えることに感謝です。 今日、女性陣4人だけでネッカー川の遊覧船に乗ってきたようです。父は一人で留守番でした。今日のハイデルベルクは暑い一日でしたが、この村は涼しいです。バスに乗ると、途中から空気が変わり、涼しい風を感じることができます。
2007年8月16日(木) 久しぶりの娘なしのお出かけ
本当に久しぶりに、妻は教会員の娘さんと二人でハイデルベルクの町へ出かけました。 娘のことは私の両親が見ていてくれましたが、妻は少し心配だったようです。それでも、なんとか無事に乗り越えられたようでした。「オンマ(お母さん)は?」と、娘は私の母に何度か尋ねていたようですが、その度に外へ連れ出してもらっていたようです。
二人が帰ってくる頃、バス停まで迎えに行くと、妻がバスから降りてくるなり娘は駆け寄り、おっぱいを欲しがったということでした。
今の我が家の一番の課題は、まだ断乳ができていないことです。一体いつ頃、離れるのでしょうか。明日でちょうど娘は2歳になりますが……。早くその時が来るようにと祈るばかりです。
2007年8月19日(日) 誕生会
娘の2歳の誕生会も無事に終わり、感謝です。 今回は、韓国から私の両親と教会員の娘さんが来てくれたお陰で、少しにぎやかな誕生会になったことに感謝しています。娘は民族衣装(ハンボク)と浴衣を着て、皆にお披露目をしました。両方の国籍を持つ娘には、二つの国のことをしっかりと理解してほしいと願っています。これからも元気に大きく成長し、平和の中で生きていけますようにと祈るひと時でした。すべてに感謝しています。娘の成長のために、日本や韓国で祈ってくださる方々に、心から感謝しています。
2007年8月21日(火) 両親の帰国
ちょうど先月の21日に来ていた両親は、今日の19時40分の便で韓国へ戻ります。にぎやかだった我が家も、今晩から再び静かな3人での生活に戻ります。 この一ヶ月間、何よりも皆の健康が守られ、無事に帰ることができて感謝しています。
妻の苦労も、色々とあったことでしょう。慣れない旅先への準備や案内、それに娘も一緒だったので、さぞ大変だったと思います。しかし、今回のことは彼女にとっても良い経験になったのではないでしょうか。常に気を遣うことは、大変だったと思います。一緒に旅をすることができなかったのは残念ですが、いつかその機会が来るだろうと思っています。日の出の時間が遅れ、散歩に出かける時間もだんだんと遅くなっています。毎朝3時起きは、慣れたとはいえ、常に自分との戦いです。しかし、この習慣だけは一生守り続けていきたいと思っています。今日は皆で、両親を見送りに行きます。
2007年8月22日(水) 見送り
先ほど、フランクフルト空港へ見送りに行ってきました。 娘は泣きそうな顔をしていましたが、なんとかこらえていました。こちらの時間で19時45分発のソウル行き。韓国には、明日の午後1時に着く予定です。無事に帰られるよう祈りながら、私たちは戻ってきました。本当に、あっという間の一ヶ月でした。娘がいたからこそ、両親も楽しい時を過ごせたのだと思います。感謝。 2010年にある行事があるので、その時にまたこちらへ来ることを約束して、二人は帰途につきました。きっと2010年には、もう一度来られるでしょう。その時は、私が案内するつもりです。今回は残念ながら一度も一緒に旅をすることができませんでしたが、きっと素敵な家族旅行ができると思います。
本当に、妻にも感謝です。お疲れ様。 娘も、お出かけが多かったにもかかわらず、風邪も引かずに元気でいてくれて感謝です。すべてが神様の導きと恵みであると信じ、感謝しています。静かな我が家に戻った、今日一日でした。
コメント
コメントを投稿