2022年10月29日土曜日

愛する姉妹を天に送って

 


いつも喜んでいなさい。

絶えず祈りなさい。

どんなことにも感謝しなさい。

これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。

(テサロニケの信徒への手紙一51618)

 


木曜日からの一連の出来事があっという間に終わった。

人生の中で起こる突然の出来事はいつも平和と自由を追い立てて行く。しかし物事が進むにつれて追い出された平和と自由は次第に戻って来る。それも倍になって戻って来る。しかも仲間まで連れてくる場合がある。喜びの仲間、感謝の仲間である。

 


今回の姉妹の召天と葬儀までの出来事がそうであったかも知れない。

 

今日までの三日間、寝たのか、寝てないか、わからない日々を送りながら過ごした。

すべてを終えて8月から飲んでないアルコールだったが、今日は感謝と喜びのために乾杯!

先日、K兄姉に頂いたイタリアのワインを開けて皆さんが帰られたあとお昼と共に久々に飲んだ。


 

斎場に向かう時、葬儀屋のバスがM姉が過ごされた施設の前を通って行ったのでしばらく昨年からの歩みを思い出した。さらにバスは自分がノアちゃんと歩いた茂庭台の前も通って行ったので最初の雪の日も思い出した。何に引かれてここまで歩いて行ったのかはわからないが、これは他の人々が感じることのない牧会の感覚(?)愛(?)責任(?)義務(?)・・・・

 


自分の意志ではなく、おそらく主に導かれて行ったことだろう。しかしそのためには犠牲が伴う。これなしには出来ないことが分かっている。でも不思議にその犠牲が喜びに変わる。感謝に変わる。だから大変であっても歩き続け、祈り続けながら訪ねて行く。

 


今、教会の中は、お花の香りでいっぱいだ。姉妹の香りだろう。美しい香りだ。ありがとう!と姉妹はこの香りで語っている。天にいる姉妹も、天に送った家族も、教会の皆さんも、ありがとう!と互いに言う。

ありがとう!

 

上記の聖書は姉妹の愛唱聖句である。最後はこのみ言葉通りになったのだ。だから感謝であり、喜びであり、それらを覚えて祈り続けるのである。今夜はゆっくり眠れるだろう、と思ったところ。しかし・・・

明日は礼拝の日。説教の仕上げが残っている。・・・・・・・やはり眠れない・・・・・

 

日付が変わるとまた祈りの旅が始まる。今度はK病院までの祈りの旅だ。そこでの生活が長引かず、元気になって早く教会で会えますように、と祈るひと時である。

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