2023年12月22日金曜日

問題を解くカギは自分にある

 モーセは死んだとき百二十歳であったが、目はかすまず、活力もうせてはいなかった。(申命記34:7

 


今日は最後の57歳の日である。

90歳の女の人が大学で修士課程を修了したとの話が話題になった。彼女はインタビューで歳はただの数字に過ぎないと言ったそうだ。しかし、人間の歳はただの数字だけではない。人間の歴史であり、そこにはこれまでのすべての人生が含まれている。苦しみの人生、痛みの人生、悲しみの人生、悔しい人生、喜びの人生、幸せだった人生、様々な人生がその数字に集約されている。歳をとり黄昏の時を迎え、静かに、余裕をもって最後の浪漫を味わいながら生きることが出来ず、最後まで病気のために、介護のために苦しみ続けられる人々はたくさんいる。黄昏の人生を家族の介護のために苦しみ、悩みながら絶望の日々を送っている人々がいる。こういう人々にとって歳はただの数字ではない。重荷であり、鎖であり、束縛である。これらは不公平だろうか。

 


自分に何が間違ってこういう苦しみの日が続くのだろうかと嘆き、涙を流す人々がいる。

誰一人、答えられない。いくら良い言葉を語り聞かせても慰められない。なぜなら状況は変わらないからである。彼らが、彼女たちが求めるのは今の苦しい状況からの解放である。自由である。誰が救い出すことが出来るだろうか?主なる神様、救い主イエス・キリストである。これが答えである。

 


多くの人は環境が変われば、状況が変われば自由になれると考える。何とかなると期待する。もちろんそういう場合もあるだろう。しかし多くの場合、嫌な環境や状況はまた戻ってくるものである。なぜなら人間がいる中で暮らし、仕事をする限りこういう状況は変わらないからである。良い人ばかりの組織は存在しない。だからといって悪い人ばかり存在する組織も存在しない。(ギャングなどの特別な組織を除いて。)要は環境や状況の改善よりは自分が変わることが一番の道である。それらの最悪な環境や状況に対して適応できる力と知恵を身に着けることが最善の道である。でもまだそういう力がないのにそういうところで居続けるのは自分を破滅に落とす罠になる。時には逃げ出すことも、離れることも必要である。人間がいるところは難しい世界である。こういう難しい世界で生きるのはサバイバルゲームのようなものである。生き残るための闘いの人生となる。でも一番の敵は自分自身である。諦めようとする、逃げ出そうとする、白旗を上げようとする自分に勝つことがすべてに打ち勝つことになる。結局、人生の問題を解くカギは、自分が持っている。生きよう!!!諦めずに前に進もう!!!今日も、そして明日も!!

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