2024年12月25日水曜日

生きることです。

 


街の表情が少しずつ変わっていきます。華やかなクリスマスツリーは姿を消し、新年を迎える準備が着々と進んでいます。これほどまでに急激に街の様子が変わるのは、おそらく日本特有の文化なのかもしれません。長年日本で暮らしていると、このような季節の移ろいへの違和感も薄れ、むしろ自然な流れとして受け入れられるようになりました。今では、変化のないことの方が不思議に感じられるほどです。

 

今日も昼前に20キロのランニングを行いました。サンティアゴ巡礼の前に達成していた30キロ以上の距離まではまだ道のりがありますが、焦らず、体調を見ながら少しずつ距離を伸ばしていこうと思います。

 

明日は娘が帰省します。午前中に到着するので、迎えに行く予定です。年末年始はアルバイトで忙しい様子。この時期は特別に時給も上がるということで、シフトを入れてもらったそうです。自分の道を一生懸命に歩んでいる姿を見るのは嬉しいものです。

 

先日、教会員ではありませんが、以前からキリスト教式の葬儀を希望されていた方のご家族から連絡がありました。年末に式を執り行う可能性が高いとのことで、現在葬儀説教の準備を進めています。その葬儀のプログラムや様々な準備で慌ただしい日々が続きますが、これもまた与えられた務めとして感謝して取り組んでいきたいと思います。

 

来年の完成を目指して、「365サンティアゴ祈りの旅」のエッセイ集と365日分のコラム作成に多くの時間を注いでいます。希望、勇気、痛み、忍耐、愛、平和などをテーマに、日々の糧となるような文章を紡いでいます。読者の方々が毎日一篇ずつ読み進められるような構成を心がけています。

 

こうして振り返ると、今日も精一杯生きることができたと実感します。命のある限り、主のために、人々のために、この歩みを続けていきたいと思います。

 

時には疲れを感じることもありますが、日々の営みの中に小さな喜びと感謝を見出しながら、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。明日もまた、新たな恵みの一日が始まります。

0 件のコメント:

コメントを投稿

生き物たちの営み

  今朝は 23 キロを走り切った。 冷たい空気を胸いっぱいに吸い込みながら、ひたすら足を動かす。やがて体が温まり、心地よいリズムが生まれる。   走っている途中、東の空が少しずつ明るくなり、日の出が始まった。暗闇が消え、新しい朝が訪れる瞬間。その光景を目の当たりにし...