2025年1月1日水曜日

2025年元日

 


元日の朝、5時頃にランニングをスタートした。まだ暗い道をひたすら走り続ける。八木山動物公園の前を通り過ぎると、徐々に人の姿が増えてきた。皆、日の出を見に集まっているのだろう。僕はさらに足を進めた。体がだんだんと熱を帯びていく。太白小学校を通り、太白第二橋を渡り、森へ、そして山へと向かう。急な階段が次々と現れるが、それでも走り続けた。山の中はまだ暗い。それでも森を抜けると、太白山登山道の入り口にたどり着いた。駐車場には17台の車が止まっていた。早朝から山に登った人々のものだろう。

 

僕はさらに走り続けた。そのうち、朝日が昇り始めた。スマホでシャッターを切り、その美しい瞬間を記録する。そしてまた走り出す。この繰り返しが、僕の元日の特別な行動だ。今日は26キロを走った。感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

新年おめでとうございます。

こうして自分の2025年が始まったのである。

娘は今日もバイトに出かけ、妻は再来週から八木山で週3回のバイトを増やすことになった。最初にその話を聞いたとき、僕はこう伝えた。「僕たちの年齢になったら、頭を使う仕事よりも体を動かす仕事の方がいい。体を動かすことは大事だよ」と。清掃の仕事はその意味でも素晴らしい選択だと思う。妻も納得し、感謝している。仕事は12時間半ほどなので無理もない。他の人々はお金を払ってジムに通うけれど、あなたは逆にお金をもらいながら運動できるのだ。「感謝しなさい!」と冗談交じりに言った。

 

ただ、そのために僕の送り迎えの仕事が増えることになった。バスの時刻が合わないため、僕が引き受けることにしたのだ。けれども、妻のために奉仕できることに感謝している。まるで主から奉仕が出来る機会が与えられたのだから「感謝しなさい」と言われたような気がする。すべてに感謝しながら共に生きること。それが大切なのだ。人生、そう長くない。出来るだけ笑顔で、仲良く、平和に暮らすことである。

 

物事をどう受け止め、どう考えるかによって、天国の道を歩むか地獄の道を歩むかが決まる。すべてに感謝して生きること。2025年がそういう年であるように祈る一時である。

 

こうして新しい一年が、感謝とともに始まった。

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