2025年1月18日土曜日

生き物たちの営み

 


今朝は23キロを走り切った。

冷たい空気を胸いっぱいに吸い込みながら、ひたすら足を動かす。やがて体が温まり、心地よいリズムが生まれる。

 


走っている途中、東の空が少しずつ明るくなり、日の出が始まった。暗闇が消え、新しい朝が訪れる瞬間。その光景を目の当たりにしながら、私はこの特別な時間の証人となる。だが、この道を走るのは私だけではない。私よりも先に走り出している人々がいる。眠っていた世界が朝日とともに目覚め、それぞれの使命に向かって動き出す。これが生き物たちの営みであり、一日の始まりの風景だ。

 


人間だけではない。白鳥たちもまた、新しい一日を過ごすための場所へと移動している。カラスも同じだ。以前、驚くべき光景を目にしたことがある。向山に立つ三本の塔のうち、一番右側の塔に、毎朝何百羽ものカラスが集まり、まるで朝礼のような様子を見せていた。そして、それぞれの目的地へと飛び立っていく。名取方面へ向かうカラスたちも見かけたことがある。彼らは決まった場所へ移動し、生きるための闘い、例えばゴミを漁るなどの活動をしているのだろう。それもまた、生き物たちの世界の一部だ。

 


生きることは決して楽ではない。それでも、その困難を超える価値があるからこそ、人も動物も生き続けるのだろう。生きる意味や目的、価値は、自分で見つけることができるものではない。なぜなら、私たちは創られた存在であり、創造主ではないからだ。だからこそ、私たちの本当の生きる目的や価値を知っているのは創造主だけだ。そして幸いなことに、その答えは聖書に記されている。

 


創造主によって与えられた生きる意味や価値を見出して生きる人もいれば、自分の考えだけに頼って生きる人もいる。どちらを選ぶべきか、ここで答えを出すつもりはない。ただ、私は創造主によって与えられた生きる意味と価値、そして目的を知り、それを信じて生きている。それだけのことだ。だから今日も、前を向いて生きていく。

 


この朝の風景のように、私たちもまた新しい一日を迎え、それぞれの使命に向かって歩み出すのだ。

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