Aiming
for Beautiful Faith: Part 2
美しい信仰を目指して②
ステファノの殉教
「都の外に引きずり出して石を投げ始めた。証人たちは、自分の着ている物をサウロという若者の足もとに置いた。人々が石を投げつけている間、ステファノは主に呼びかけて、『主イエスよ、わたしの霊をお受けください』と言った。」(使徒言行録7:58-59)ステファノの殉教は、信仰がどのように実を結ぶかを示す重要な出来事です。神はブドウ園の主人であり、私たちはイエス・キリストに付いている枝です。私たちがイエスに結びついている限り、豊かな実を結ぶことができます。
ステファノの三つの美しい姿
ステファノは、私たちに三つの美しい姿を残しました。まず一つ目は、彼の素晴らしい説教です。使徒言行録には、ペトロやパウロの説教とともに、ステファノの説教が記されています。彼の説教は、単なる歴史の語りではなく、聖霊に満たされた力強いメッセージでした。人々の心を打つ内容であり、信仰の力を示しています。
二つ目は、ステファノの殉教が偉大な伝道者パウロを生み出すきっかけとなったことです。彼が石で打たれ死んでいく姿は、近くで見ていたサウロ(後のパウロ)にとって、主イエスに出会う決定的な瞬間となりました。一人の伝道者を得るためには、時に大きな犠牲が伴いますが、その犠牲が世界宣教に与える影響は計り知れません。小さな種が死ななければ多くの実を結ぶという主イエスの言葉は、真理であることが証明されます。
三つ目は、ステファノが残した偉大な祈りです。彼は石で打たれながら、「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と祈り、さらに「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と叫びました。この祈りは、キリストを信じる信仰によって生きてきた人だけが捧げることのできるものです。人生の目的を正しく知り、命の持ち主が誰であるかを理解し、揺るぎない復活信仰を持つ者だけが捧げることができる祈りです。
美しい信仰の締めくくり
ステファノは最後まで美しい信仰を示しました。私たちにとって、最後の時が大事です。どう生まれるかは選べませんが、どう死ぬかは選ぶことができます。私たちも、主の栄光のために生き、そして死ぬことを選びたいと思います。信仰の美しさは、最期の瞬間にこそ現れるのです。私たちもステファノのように、信仰を持って生き、そして美しい形で主のもとに帰ることを目指しましょう。
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