今日はランニングを休もうかと思ったけれど、結局走り出した。今日は20キロ完走。
最初は寒さを感じたものの、それもほんの一瞬。走り始めると体が熱くなり、汗がじんわりと滲んでくる。
ふと顔を上げると、真っ赤な太陽が地平線の向こうから昇り始めていた。その光景はまるで「生きよ」と語りかけてくるようだ。約1億4960万キロメートルも離れた太陽から届くメッセージ。太陽の光はその途方もない距離を8分20秒かけて僕のもとに届く。なんてありがたいことだろう。まるで、太陽が僕のために一生懸命走って伝言を届けてくれているように感じる。
その光を全身で浴びながら、今日も生きることを決意する。僕も、そして川辺で優雅に泳ぐ白鳥たちも一緒にだ。写真に写るこの穏やかな風景は、自然が与えてくれる癒しそのものだ。白鳥たちは静かに水面を滑り、朝の光を受けて羽が輝いている。彼らもまた、太陽の恩恵を受けて生きているのだろう。
そして、この太陽を司る神様の偉大さを心から称えたい。自然の力、宇宙の仕組み、そしてそれを支える見えない存在に感謝すること。それが人間として大切なことだと改めて思う。
人間は常に誰か、何かの恩を受けて生きている。太陽の光、空気、水、そして自然のすべて。それに気づき、感謝しながら生きることが、僕たちの使命なのだろう。
今日もまた、太陽の光に背中を押されながら、僕は生きる。これから今週行われる前夜式と葬儀の準備に取りかかる。
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