2025年1月20日月曜日

生きる姿

 


今日の朝ランは30キロを完走。

心地よい疲れとともに達成感を感じる素晴らしいスタートとなった。今日は新たな挑戦も兼ねて、初めて四号線の橋を渡り、名取川沿いの名取ジョギングコースを走ってみた。どこまでも続いていきそうな静かな道。終わりが見えないその景色に少しワクワクしながらも、16キロ地点で折り返して帰路に。知らない道を走るというのは、身体だけでなく心にも新鮮な風を送り込んでくれる。流れる汗も清々しく、改めて「走ること」の魅力を感じた朝だった。

 


帰り道では、出勤ラッシュで忙しく行き交う車たちを横目に、日常の景色を切り取るような思いで走り続けた。自転車で学校へと向かう通学生たちの一生懸命な姿も目に入り、ふと心でエールを送る。「今日も頑張って生きてください」と。

 


生きるということは簡単なようで難しい。毎日を懸命に生き抜いている人々の姿は美しいけれど、時にそれを阻むもの、邪魔する厄介な存在もいる。けれど、大切なのは立ち止まらず、前に進むこと。今日を頑張ったからといって、すぐに何か大きなご褒美が得られるわけではない。しかし、今日の努力は明日に通じ、明後日へとつながるものだと信じられるからこそ、私たちは頑張れる。その努力の積み重ねが、やがて花を咲かせる。そう信じられるのは、最終的に正義と真実が不義や偽りに勝つものだからだ。

 


娘は今日も実習へと向かい、妻は午後からバイトへ。そしてノアちゃんは、元気にいるだけでそれだけで十分な幸せを運んでくれる。自分の家族が、それぞれの場所で頑張っている姿は励ましにもなる。だからこそ、自分もまた頑張って働き、今日という一日を大切に生きようと思う。時には頑張った自分に小さなご褒美をあげるのも良いだろう。

 


大切なのは、他人と競い合うことではなく、自分自身の人生を真っ直ぐ生きること。他人と比べることをやめた時に初めて、自分だけの足跡が見えてくる。毎日を丁寧に、生きることそのものを味わいながら、静かに前進していこう。

 


「頑張って生きる」ということ。それが何よりの自分への贈り物になるのだと、静かな朝のランで胸に刻んだひとときだった。

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