1【ミクタム。ダビデの詩。】神よ、守ってください/あなたを避けどころとするわたしを。2主に申します。「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。」3この地の聖なる人々/わたしの愛する尊い人々に申します。4「ほかの神の後を追う者には苦しみが加わる。わたしは血を注ぐ彼らの祭りを行わず/彼らの神の名を唇に上らせません。」5主はわたしに与えられた分、わたしの杯。主はわたしの運命を支える方。6測り縄は麗しい地を示し/わたしは輝かしい嗣業を受けました。・・・・・・(詩編16編)
詩編16編は、神との深い信頼関係を喜びとして歌ったダビデの詩です。「神よ、守ってください/あなたを避けどころとするわたしを。」という言葉に象徴されるように、この詩は神を人生の中心に置くことで得られる安息と希望を示しています。ダビデは、地上の豊かさや他の神々に頼ることを拒み、唯一の真の神に従うことで満ち足りると告白します。
現代を生きる私たちにとっても、この詩は重要な指針となります。私たちは日々、多くの選択肢や誘惑に直面し、心が揺れ動くことが少なくありません。しかし、詩編16編は、真の満足と平安は神に根差した信仰から生まれることを教えてくれます。神の道に従うとき、私たちは世の不安や混乱に飲み込まれることなく、堅固な希望を持つことができます。
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