1【指揮者によって。主の僕の詩。ダビデの詩。主がダビデをすべての敵の手、また、サウルの手から救い出されたとき、彼はこの歌の言葉を主に述べた。】2主よ、わたしの力よ、わたしはあなたを慕う。3主はわたしの岩、砦、逃れ場/わたしの神、大岩、避けどころ/わたしの盾、救いの角、砦の塔。4ほむべき方、主をわたしは呼び求め/敵から救われる。5死の縄がからみつき/奈落の激流がわたしをおののかせ6陰府の縄がめぐり/死の網が仕掛けられている。7苦難の中から主を呼び求め/わたしの神に向かって叫ぶと/その声は神殿に響き/叫びは御前に至り、御耳に届く。・・・・・・(詩編18編)
詩編18編は、神の救いと力を讃美する壮大な詩です。「主はわたしの岩、砦、逃れ場/わたしの神、大岩、避けどころ」という言葉は、試練の中で神が頼るべき存在であることを力強く語っています。ダビデが自身の経験を通じて神の守りと救いを賛美しているこの詩編は、私たち現代人にも深い励ましを与えてくれます。
現代社会は、不安定な状況や予測不可能な出来事に満ちています。その中で、私たちは何を拠り所とすべきかを問われています。詩編第18編が示すように、神は揺るぎない岩として私たちを支え、困難なときに安全な避難所となる方です。どんな嵐にあっても、神に信頼することで、私たちは平安と力を見出すことができます。
また、この詩編は、神が私たちを敵や困難から救い出し、広い場所へと導いてくださることを描いています。ダビデが経験した救いは、私たちにも適用される普遍的な真理を示しており、神の愛と力が変わらず働いていることを教えてくれます。この詩編から学べるのは、神が与えてくださる守りと導きの偉大さです。
私たちがどのような試練に直面しても、神の存在に目を向けるとき、新しい希望と力を見いだせるのです。詩編18編は、現代を生きる私たちにとって、信仰を持ち続ける大切さを改めて気づかせてくれるメッセージなのではないでしょうか。
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