涼風の中を駆け抜け、命を燃やす朝

 


涼風の中を駆け抜け、命を燃やす朝

今朝も、まだ夜の気配が残る午前4時。ひんやりとした空気が肌を撫でる中、ランニングシューズの紐を結びました。今日も涼しく、走り出す前から身体が目覚めるのを感じます。

走り出すと、澄んだ空気が肺を満たし、心地よいリズムでアスファルトを蹴る音が響きます。この早朝の静寂の中で走る時間は、私にとって心身を整える大切な儀式です。やがて現れる坂道。正直、きつい。肺が張り裂けそうになり、足は鉛のように重くなります。しかし、この「きつい」と感じる瞬間こそが、身体を鍛え、精神を強くする最高のトレーニングになるのだと信じています。

人生もまた、平坦な道ばかりではありません。予期せぬ坂道や、長く続く登り道に直面することもあるでしょう。そんな時、私はいつも心の中で唱えます。


「走り続ける。登り続ける。祈り続ける。」

私たちに与えられた命は、決して当たり前のことではありません。そして、今この瞬間も、二度と戻らないかけがえのない大切な時間です。この尊い命と時間を、決して無駄にはしたくない。精一杯に、全身全霊で生き抜きたいと強く願います。

その「精一杯」の先にあるものは何か。それは、まず主のために。そして、私の大切な家族のために。さらには、隣り合う人々の笑顔のために。そして、もちろん自分のためにも。

この順番に深い意味があるように思います。与えられた力を、まずは大きなもの、大切なものへと注ぎ、その循環の中で自分自身も満たされていく。そんな生き方ができたら、と。

今日の坂道も、きっと私を強くしてくれたはず。さあ、今日も一日、この命を精一杯に使い、感謝と共に歩んでいきましょう。

 

コメント