走れる幸福を胸に──286号線から荒浜まで、32.49kmの旅

 


走れる幸福を胸に──286号線から荒浜まで、32.49kmの旅

 


午後3時過ぎ。
ノアちゃんと散歩をして、ゴミを出し、一息つこうかと思ったその瞬間──やはり今日も走りに出ることにした。



向かったのは、国道286号線沿いを走り、西高校バス停前へ抜け、日本赤十字病院、八木山動物公園、そして仙台城の中を駆け抜ける。いつも思うがここからの夜景の写真は格別に美しい。さらに仙台駅、新寺町、荒浜方面へと足を進める。最後は名取川沿い、広瀬川沿いを経て、広瀬橋から教会へ。



GPS
が示した距離は32.49キロ。昨日の36キロに続き、2日続けてのロングラン。走れることに、心から感謝する。「走る範囲が半端ない」そう言われることもあるが、まだまだ走りたい道はたくさんある。

 


例年、10月から翌年4月までは、月に1本のフルマラソンを走る。今年もその時期が近づいてきた。走る喜び、走れる幸福──そこには苦しみも、痛みもある。それらすべてを受け入れ、ただ前に進み続ける。ただ走るだけでは意味がない。自分のランニングは大切な祈りの時である。これが最も大事なことである。

 


走り終えた今日は祈祷会の日。
昼は妻を八木山まで送り、少し買い物をして帰る予定。夕方にはチーズケーキを焼く。
明日はウォーキングの日だ。走りたい気持ちはあるけれど、体が許してくれないだろう。
だからこそ、明日は本当にリカバリーの一日にする。



今日も走れたこと、その道のりで出会った景色と感覚──忘れたくない一日となった。感謝。

 


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