今日は36キロを走りながら以下の内容を考えました。途中ランニングのコースを変えて久々に太白山自然観察の森の中を走りました。すると正面から歩いてきていた一人のおばあさんが僕をびっくり!あ~!!!熊だと思ったのよ!!!全体が真っ黒だし。(確かにランニングウェアーの色は帽子から全部黒でした。)その後、二人で大笑い!!!朝から笑えることが出来て感謝。感謝、感謝でした。
「周りの人々が他人のように感じるとき」の多角的な原因
この感情は、単一の原因で説明できるものではなく、様々な要因が複雑に絡み合って生じることが多いです。
1. 心理学的な側面
- 孤独感と社会的孤立 (Loneliness & Social Isolation):
- 物理的に孤立していなくても、精神的な繋がりを感じられない「主観的孤独感」は、身近な人さえも遠く感じさせる原因となります。
- 深い人間関係が築けていない、あるいは築きにくいと感じる場合にも起こりえます。
- 愛着の課題 (Attachment Issues):
- 幼少期の親との関係など、愛着形成に課題があると、大人になっても他者との間に親密な関係を築くことに困難を感じたり、安心感を得にくくなったりすることがあります。
- うつ病や不安障害 (Depression & Anxiety Disorders):
- うつ病の症状として、感情の麻痺、興味の喪失、他者への関心の低下などが挙げられ、これにより周囲の人々との間に隔たりを感じることがあります。
- 不安障害、特に社交不安障害などでは、他者との交流自体が苦痛であり、結果として疎外感や「他人事」のように感じる感覚につながることがあります。
- 解離性症状 (Dissociative Symptoms):
- 離人症 (Depersonalization): 自分が自分ではないように感じる、体が自分のものに思えない、感情が麻痺しているように感じる症状。
- 現実感喪失 (Derealization): 周囲の世界が現実ではないように感じる、夢の中にいるような感覚、霧がかかったように感じる症状。
- これらはストレス、トラウマ、極度の疲労などによって引き起こされることがあり、他者との関係性を希薄に感じさせる主要な原因となり得ます。
- トラウマや喪失体験 (Trauma & Loss):
- 過去の強いトラウマ体験(虐待、事故、災害など)や、大切な人との死別・離別は、心の深い傷となり、他者を信頼することや、親密な関係を築くことを困難にさせます。世界が安全でない場所と感じられ、他者との間に壁を作ってしまうことがあります。
- 自己肯定感の低さ (Low Self-Esteem):
- 自分に自信がないと、「自分は人に理解されない」「自分は愛される価値がない」と感じ、積極的に他者と関わることを避けたり、たとえ親密な関係の中にあっても疎外感を感じやすくなります。
- バーンアウト (Burnout):
- 仕事や育児、介護などで極度のストレスが続き、心身ともに疲弊しきってしまうと、感情が麻痺し、他者への関心や共感が薄れ、周囲が「他人事」のように感じられることがあります。
2. 科学的・生物学的な側面
- 脳の機能と神経伝達物質 (Brain Function & Neurotransmitters):
- セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質のバランスの乱れは、感情、気分、モチベーションに大きく影響します。これらの異常は、うつ病や不安障害と関連しており、結果として人間関係における感情的な繋がりを感じにくくすることがあります。
- 扁桃体 (Amygdala) や 前頭前野 (Prefrontal Cortex) といった、感情処理や社会認知に関わる脳の部位の活動異常も、他者の感情を理解し、共感する能力に影響を与える可能性があります。
- 遺伝的要因:
- うつ病や特定の精神疾患には遺伝的素因が関わることが知られており、これにより他者との関係性における困難が生じやすい体質がある可能性も考えられます。
- ホルモンバランスの変化:
- 更年期や甲状腺機能の異常など、ホルモンバランスの変化が気分の落ち込みや感情の不安定さを引き起こし、人間関係の感じ方に影響を与えることがあります。
- 薬の副作用:
- 特定の薬剤(例:一部の降圧剤、ステロイド、抗精神病薬など)の副作用として、気分変動や感情の平板化が生じることがあり、これにより他者との繋がりを感じにくくなることがあります。
- 睡眠不足と生活習慣の乱れ:
- 慢性的な睡眠不足や不規則な生活習慣は、自律神経の乱れや脳機能の低下を招き、精神的な安定性や感情の処理能力に悪影響を及ぼし、周囲との隔たりを感じやすくなることがあります。
3. スピリチュアル・哲学的な側面
- 存在論的孤独 (Existential Loneliness):
- 人間は誰もが究極的には一人であり、自身の生と死、意味を自分で見出さなければならないという、避けられない孤独感。これは健全な孤独感ですが、時にそれが強く意識されると、他者との繋がりが表面的なものに感じられることがあります。
- 人生の意味や目的を見失った際に、「何のために生きているのか」「自分は何者なのか」という問いが強まり、周囲の人々との間に深い溝を感じることがあります。
- 信仰の危機 (Crisis of Faith):
- 神の存在や愛、教会の共同体に対して疑問や不信感を抱くとき、精神的な支柱が揺らぎ、人との繋がりだけでなく、究極的な安心感も失われることがあります。
- 霊的な戦い:
- 時には、目に見えない霊的な領域からの攻撃や抑圧によって、心が深く疲弊し、他者との関係を遮断しようとする力が働く可能性も、信仰的な視点からは考慮されるべきです。
そうした状況に直面した時、何よりもまず試していただきたいのは、大自然の中に身を置くことです。自然には、不思議と人を癒す力があります。それは、神様が私たちのためにお造りになった、最高の癒しの場所だからでしょう。山に登り、森の中を歩く中で、ただひたすら自然と一体になる感覚を味わってみてください。その際に大切なのは、他のあらゆることを手放し、ただ自然の中にいる「今の自分」にだけ意識を向けることです。それ以外の悩みや心配事は、その間は一切考えないようにしましょう。
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