秋の朝、神様からの特別な食卓

 


秋の朝、神様からの特別な食卓

どこまでも澄み渡る青空が広がった、気持ちの良い朝。こんな日は、じっとしていられません。私は、いつもの散歩道、255階段を上って大年寺山公園へと足を運びました。

 


公園をゆっくりと一周すると、そこには息をのむような秋の絶景が広がっていました。木々の葉は燃えるような赤や鮮やかな黄色に染まり、柔らかな秋の光を浴びてキラキラと輝いています。足元に目をやれば、色とりどりの落ち葉がふかふかの絨毯のように道を覆い、歩くたびに心地よい音を立てます。

 


この美しい景色、そして胸いっぱいに吸い込む美味しい朝の空気は、まさに「天からの食卓」です。早起きをして、自分の足でこの場所に来たからこそ味わえる、神様からの特別な贈り物。


 

そう、私たちの人生において、すべてが自動で動くことなどありません。外へ出かけるためのちょっとしたきっかけ、心のときめき、そして一歩踏み出す行動があって初めて、私たちはこのような素晴らしい恵みに出会うことができるのです。

 


災害のような特別な事情がない限り、朝の散歩に出て「来なければよかった」と後悔することは決してありません。むしろ、「ああ、本当に来てよかった」と、心からそう思うのです。自然の美しさを五感で感じ、この時期ならではの優しい朝の光を全身で浴びることは、私たちの心と体を健やかにし、生きる力を与えてくれます。これもまた、神様からの豊かな恵みの一つなのです。

 


そして、今日は主の日の礼拝。この素晴らしい朝を与えてくださった主を、心からの讃美をもって礼拝します。会堂には、同じ信仰を持つ兄弟姉妹が集います。私たちは、人生の最後まで共に信仰を守り抜き、励まし合う「神の家族」です。私たちには、目指すべき同じ故郷があります。それは、天にある永遠の故郷。

 


今日も、明日も、そしてその先も。私たちは、その天の故郷を目指して、これからも共に歩んでいきます。この揺るぎない希望と、与えられたすべての恵みに、心から感謝して。



 

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