深夜のチーズケーキと人生の意味を考えた一日
夜更けの小さな幸せ
昨夜23時頃、完全に目が覚めてしまった。いつものことだ。「また睡眠障害か」と思う人もいるだろうが、私はこれを「二度寝ができる幸せな時間」と呼んでいる。
すぐに仕事に取り掛かる。集中できる深夜の時間は、実は私にとって貴重な宝物だ。日付が変わる頃、ふと昨日作ったチーズケーキのことを思い出した。無性に食べたくなって、そっと二階に上がり、冷蔵庫から二切れを持ってきた。
コーヒーを淹れて、静寂の中でいただく深夜のチーズケーキ。なんという贅沢だろう。
二階にいるノアちゃん(我が家の愛犬)が不思議そうな顔でこちらを見ている。「まだ散歩の時間じゃないのに、なぜ起きているの?」とでも言いたげだ。申し訳ない気持ちになって、きゅうり半分をあげた。ノアちゃんは嬉しそうにポリポリと食べてくれた。
料理という創造の喜び
昼頃、コテージパイを作った。イギリスの家庭料理で、ひき肉と野菜の上にマッシュポテトをのせてオーブンで焼いたものだ。心温まる味に仕上がった。
夕方には初挑戦のヨーグルトケーキも作った。しっとりとした食感と爽やかな酸味が絶妙で、これは間違いなく「レギュラー入り」だ。
我が家では、美味しくできた料理は「レギュラーレシピ」として殿堂入りする。今日は二品も新たに加わった記念すべき日となった。
日常の中の小さな光
日々の生活の中で、心から楽しいと感じる瞬間がある:
- 朝のランニングで迎える日の出
- 説教準備での聖書との対話
- 教会新報の記事を書く時間
- このブログを更新する今この瞬間
- 料理をしている時の集中感
- ノアちゃんとの散歩道での発見
- 大切な人への手紙を書く静かな時間
もちろん、嫌な時間もある。会議とか...(笑)
でも大切なのは、これらの小さな喜びを見つけられる心なのかもしれない。
楽しさを超えた「意味」を求めて
最近よく考えることがある。人生において大事なのは、「楽しい人生」を追求することよりも、「意味ある人生」を追い求めることではないだろうか。
「人生の意味」は人それぞれ異なる。でも私たち人間の存在を真に理解する鍵は、人間と世界を創造された創造主の言葉の中にあると信じている。
人間の知恵だけでは、その真実にたどり着くことはできない。だからこそ聖書が、人生の真の意味に答えられる唯一のものだと思う。ただ、それを受け入れる人と拒む人がいるだけだ。
押し付けるつもりはない。ただ、深夜のチーズケーキを味わいながら、そんなことを静かに考えている牧師がここにいる、ということだけお伝えしたい。
再び訪れる夜
20時前に就寝。そして22時20分、またしても目が覚めた。
「睡眠障害」と呼ぶ人もいるだろう。でも私は「二度寝ができる幸せな時間」と呼び続けたい。
しばらく仕事をして、また眠りにつこう。明日もまた、小さな発見と感謝に満ちた一日が待っている。
深夜の静寂の中で、今日という日に感謝を込めて
牧師の日常ブログより
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