🌅使命としての朝──希望を灯すランニングの時間
午前1時25分、静寂の中で目覚める。
まだ世界が眠っている時間に、私は一人、祈りとルーティンを終え、4時前にランニングへと出発した。
今日のコースは、大手町から卸町、荒井、小泉、そして広瀬橋へ。 32キロの道のりを走り抜ける中で、風景は少しずつ語りかけてくる。
収穫を終えた田んぼの静かな姿が目に入ると、「今年の実りは満足だっただろうか」と、ふと問いかけたくなる。 自然は何も語らないけれど、その沈黙の中に、確かに何かが宿っている。
走りながら、昨日作ったチキンサラダのことを思い出す。 冷蔵庫に冷やしておいたのに、きっと妻はレンジで温めて食べるだろうな──そんな日常の小さな想像が、なぜか心を和ませてくれる。(予想した通り、レンチンして食べた、とのことです。)
曇り空の下、ほんの少しの光が差し込む瞬間があった。 そのわずかな光が、人の心に希望を灯すことがある。 今は、希望を持つことが難しい時代かもしれない。
戦争、孤独、経済の不安、そして心の疲れ──それでも、私たちは希望を求めている。 いや、真の希望を必要としている。
今日、生きること。 それはただの選択ではなく、使命だ。 そしてその使命は、ただ生きるだけではなく、正しく、一生懸命に生きること。
誰かのために、祈りながら、走りながら、働きながら、心を込めて生きること。
この朝のランニングは、ただの運動ではない。 それは、自分自身を整え、世界に向かって小さな光を灯すための祈りの時間なのだ。
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