🌅 朝の階段、白鳥の声とともに始まる一日
久しぶりに、大年寺の階段からの散歩。 255段の石段を、半分は駆け上がり、残りは息を整えながら速足で登ります。
冬の朝の空気は冷たく、頬を刺すようですが、不思議と心は澄んでいきます。
さらに足を進め、愛宕神社の階段へ。 ここまで来ると、体はすっかり温まり、額にはうっすらと汗がにじみます。 頂上に立つと、展望台のように市内が一望でき、
朝の光に照らされたビル群が、まるで静かに目を覚ましていくように見えました。
あの一つひとつの建物の中に、今日もまた多くの人々が入り、 それぞれの仕事や役割を果たしていくのだと思うと、 この街の営みの尊さが胸に迫ってきます。
ちょうどそのとき、東の空が淡く染まり、 雲の切れ間から、朝日が顔をのぞかせました。 その瞬間をカメラに収め、私はまた歩き出します。
広瀬川沿いに出ると、白鳥たちの姿が目に入りました。 水面を優雅に漂い、時折、羽ばたきながら空へ舞い上がる姿。 あちこちから聞こえる鳴き声が、まるで「おはよう」と言っているようで、
自然の中に息づく命のリズムを感じます。
こうして、今日の一日が始まりました。 階段の一歩一歩、朝日の光、白鳥の声―― どれもが、神さまからの静かな語りかけのように思えます。
忙しさに追われる日々の中でも、 こうした朝のひとときを大切にしながら、 今日もまた、感謝とともに歩んでいきたいと思います。
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