昨日は双葉町祈りの旅を行った。約93km,18時間、約122,000歩の祈りの旅だった。
前回は双葉町がまだ、放射線のことで解除されてなかったので浪江までだったのだが、今は解除されていたので祈りながら歩いて行くことが出来た。
14日0時に出発して18時頃に双葉町駅に到着。帰りは電車で。
このルートは以前、原町2回、小高、浪江、中村それぞれ1回ずつ歩いていたルートだったので少しは慣れていたが、歩く道や建物などが結構変わっていた。特に38度線が新しく整備されて真っ直ぐな道路になっていた。まるでバイパスのようだったので歩くのが楽だった。報道も広くて安心して歩くことが出来たことに感謝。でも風景が変わらず、同じ道が長々と続くと時間が長く感じるのも事実である。
しかし、毎回のことだが、昨日の祈りの旅も厳しかった。残り20キロは本当に自分との闘いである。
スペインのサンティアゴの道でも経験したことだが、一番きつい時間帯であり、同時に一番頑張れる時でもある。残り20キロはとにかく休まず歩き続ける。それもスピードを出して歩き続ける。この時には機械的になる。つまり、いろんなことを考えることができず、脚の動きに委ねて歩き続ける。同時に
足の痛みも激しくなる時でもある。こういう状態で途中、止まると歩けなくなるからだ。だから休まず、スピードも落とさず歩き続ける。
とにかく無事に双葉町祈りの旅を終えて感謝。食べたのはお菓子ビスコとお水だけだった。帰ってきて自分で豚キムチ炒めを作って食べた。そして今日はいつものように3時にノアちゃんの散歩も行い、感謝。今日は脚の痛みで2時間の散歩はできなかったけど・・・・明日からはいつものように散歩が出来るだろう。
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