アダムは答えた。「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」主なる神は女に向かって言われた。「何ということをしたのか。」女は答えた。「蛇がだましたので、食べてしまいました。」(創世記3章12-13節)
人間は生まれつき悪の性質をもっている。それを証明してくれるのが混じり気のない子どもたちの姿である。誰一人教えたのでも、見たのでもない状況の中で自分の過ちを人のせいにし、言い訳し、うそを言うからだ。今は合理化社会である。合理主義が人々がもっている主な思想である。つまり、自分には罪はないとのことだ。自分には過ちがないという。過ちがあったとしてもそれは自分以外の原因によって仕方なく過ちを犯したと言う。自分を取り巻く環境や状況のせいにする。
嘘をつけない人は政治家にはなれないと言う。言い訳や人のせいにするのは政治家の主な姿である。
しかしもっと悪いのはそれを見て黙っている国民である。だからこの国の政治家は国民を恐れない。
やりたい放題だ。どこまでやれるのかは分からないが、そういう環境で育てている子供たちが可哀そうだ。正義と真実が消え去り、偽りと不義に支配される国はどうなるのか?これまでの歴史から考えるとすべては滅ぼされたのである。
隣の国の歴代大統領たちが次々と刑務所入りであざ笑うが、それは司法が生きているからだ。国民がそれを許さないからだ。隣国の司法や国民からすればこの国の政治家たちの犯罪を決して見逃せないだろう。とっくに刑務所入りになったかも・・・・・・皮肉だが、彼らにとってはこの日本の政治家になったのがラッキーだったかもしれない。
いったいこの国の正義と真実はどこに行ってしまったのか・・・・・
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