「天の国は次のようにたとえられる。畑に宝が隠されている。見つけた人は、
そのまま隠しておき、喜びながら帰り、持ち物をすっかり売り払って、その畑を買う。
また、天の国は次のようにたとえられる。商人が良い真珠を探している。
高価な真珠を一つ見つけると、出かけて行って持ち物をすっかり売り払い、それを買う。
年を取ると手放すことを学ぶ必要がある。握りしめていた手を開くことを学ぶことである。実際に若いときには多くの出会いによって人間関係を築いて行くが、年齢を重ねて行くにつれて一人、二人・・・・別れが多くなることを経験するのである。これが人生である。しかし中には握りしめている手を開くことなく、最後まで握りしめてこの世を去る人々がいる。あわれな人である。人生で何一つ学んでない人である。ある意味、失敗した人生と言えるかもしれない。
持っているものを手放すことで自由になることができるが、多くの人はそれを知らない。たくさん持つ事によって自由になれると信じているからだ。なぜかというと、洗脳されているからである。テレビやマスコミなど企業の商品を売りつけるための宣伝文化に洗脳されてそのように信じ込んでいる。それらに操られて正しく見ることも、判断する事も、そして行動することが出来なくなり、自分を失って生きている。だから時間の使い方、お金の使い方なども自分で出来なくなり、そういうことを人や会社に任せてお金を払ってアドバイスまで受けることになったのである。いったい人間どうなったのか?と嘆いてしまう。しかしこれが今の現実である。自分で考えて、自分で判断して、自分で行動して、自分を作って生きることが大事である。そしてこの世の慣わしや風潮や流行などに惑わされず、また他人ではなく、自分自身を生きることである。
雨の日が多く、少し暖かくなった。
変わらない日々を送っている。
墓地掃除も感謝。ただいつもの道が崖崩れで通れなくなり、少し遠回りで2時間以上もかかるようになったが問題なし。祈り、歩き、走り、料理をし、勉強し、掃除をし、息をして生きている。悔いのない一日を生きるためにはよく考えて、よく判断して、よく行動する。決して感情に任せるのではなく、意志を優先して生きることが重要である。感情は意志に従うものである。やる気がなくて日課を行うことで感情は後からついてくる。そしてやってよかった!と言う。挑戦する事は大事である。諦めずに最後まで頑張ることだ。自分に言い聞かせている。今日も生きる。
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