雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。(創世記9章16節)
神様の約束は必ず実現され、守られるものです。なぜなら神様は真実な方であるからです。旧約聖書で繰り返して約束され、預言されたメシア、その救い主を送ってくださいました。救い主イエス・キリストによって全人類の罪が赦され、救われる道が開かれました。それは昔のイスラエルとの契約によるものではないことが大きな恵みです。もしも神様の御前で正しく生きるならば救われるという契約だったならば我々の中に誰一人救われる人はいなかったことでしょう。
しかし、愛の神様は人間の弱さを知り、ただ信仰による救いの道を備えてくださいました。律法を行うことによる救いではなく、それを完全に行うことは不可能なことですので、可能なことを提示してくださったのです。ですから救いは神様からの一方的な恵みによる出来事であるのです。その神様の大いなる恵みに与る人は祝福された人と言えるのです。この恵み深い神様に頼って生きることです。イエス・キリストを真の希望として歩む人は幸いな人であるのです。人生最後まで真の希望であるイエス・キリストと共に歩むことです。私たちが最後まで守るべきものはイエス・キリストに対する信仰です。なぜならキリスト者は何よりも信仰によって生きる者であるからです。
事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。(エフェソの信徒への手紙2章8~10節)
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