The
Journey of Faith: Walking the 1853.8 km Pilgrimage to Santiago
3度目の信仰の旅:1853.8kmのサンティアゴ巡礼(2016年)
サンティアゴ巡礼の意義
「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。」この言葉は、サンティアゴ巡礼の旅において、私たちが直面する不安や試練を乗り越える力を与えてくれます。1000年以上の歴史を持つサンティアゴ巡礼の道は、毎年世界中から多くの人々を惹きつけています。昨年の統計によると、262,458人がこの道を歩き、その中でも「フランス人の道」が最も人気で、172,244人が歩きました。日本からも1,197人がこの巡礼に参加しましたが、多くの人が途中から歩き始めるのが一般的です。
巡礼の道とその計画
私の今回の旅は、前半が海岸沿いの「北の道」を約853.8km、後半が「銀の道」と呼ばれる約1000kmを歩く計画です。合計1853.8kmを44日間で歩く予定で、毎日40km以上の距離を進むことになります。これまでの巡礼でも厳しい道のりを経験してきましたが、今回も新たな挑戦となります。特に不安を感じる部分もありますが、全てを主の御手に委ね、祈りの旅を続けたいと思います。
旅程は、今日の午後4時に関空を出発し、上海を経由してパリへ向かいます。パリからは高速列車でスペインのイルン駅へ移動し、そこで一泊した後、11日から本格的に巡礼を開始します。通常、イルンからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの853.8kmは34日間で歩く距離ですが、私は約20日間でこの道を歩く予定です。また、サンティアゴ・デ・コンポステーラからセビージャまでの「銀の道」1000kmも約24日間で歩く計画です。この道は古代ローマの道であり、今もローマの遺跡が点在しています。
試練の先にある恵み
この旅は厳しい祈りの旅となるでしょうが、油断せず、緊張感を持って日程を守りながら進めていきます。実際に歩いてみないと分からないことも多いですが、主の恵みが待っていると信じています。聖書は、苦難と試練の後に恵みがあることを教えています。「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」という神様の約束を心に留め、旅を続けていきたいと思います。
この巡礼の旅は、単なる肉体的な挑戦ではなく、信仰を深めるための重要な機会です。試練を通じて得られる成長と恵みを期待しながら、歩みを進めていきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿