2026年2月1日日曜日

内なる夜明けを待ちわびて

 


内なる夜明けを待ちわびて —— 心の舵を委ねる朝

凍てつく風と、確かな足音

二月のはじまり。午前四時の仙台は、まだ深い闇の中に沈んでいます。 今朝も二十二キロの距離を走り抜きました。頬を刺す冷たい風も、視界を遮る暗闇も、もはや「夜明けのランナー」である私にとって、歩みを止める理由にはなりません。身体が寒さに慣れ、筋肉がリズムを刻み始めると、意識は外側の天候から、次第に内側の静寂へと向かっていきます。


 


最も険しいのは、外の道より「内の道」

二十二キロという道のりを支えるのは、強靭な脚力だけではありません。 走り続けるなかで気づくのは、私たちの歩みを妨げる本当の障害は、外側の厳しい環境ではなく、自分自身の「心」の中にあるということです。「今日はこのくらいでいいのではないか」 「なぜ、こんな苦しいことをしているのか」と人々は考えます。正直、自分は一度も考えたことのないことですが・・・

しかし、そんな心の揺らぎ、あるいは理由のない重たさこそが、最も手強い壁となります。これはランニングに限った話ではありません。仕事でも、家庭でも、そして信仰の歩みにおいても、心のコントロールこそが、人生のすべてを決める鍵となります。しかし同時に、私たちは知っています。自分の心を、自分の力だけで完璧に操ることなど、到底できないということを。


 


静かな対話という「燃料」

私たちの心の内側には、主なる神様が共にいてくださいます。 心の舵を自分の手から放し、内に滞在される主に委ねること。そのために欠かせないのが、絶え間ない「対話」です。

  • 祈り: 自分の弱さをそのまま差し出すこと。
  • み言葉の黙想: 神様の声を聴き、心の座標を正すこと。

この対話こそが、モチベーションという名の儚い感情を超えて、私たちを突き動かす真のエネルギー源となります。自分一人で奮い立たせるのではなく、主との会話の中で、心は静かに、しかし力強く整えられていくのです。


 


チョコレートケーキを囲む、新しい門出への備え

今日は二月最初の主日(日曜日)です。 礼拝前には、三月の洗礼式に向けた大切な準備会が待っています。今日は少し趣向を変えて、手作りのチョコレートケーキと温かいコーヒーを用意しました。難しい神学の議論も大切ですが、甘い香りと湯気のなかで、一人の青年の歩みに寄り添い、共に主の愛を分かち合う時間を持ちたいと思います。「なぜ、信じるのか」 「なぜ、生きるのか」

そんな問いへの答えもまた、こうしたささやかな交わりのなかで、より深く、シンプルに形作られていくのかもしれません。


 


希望の光の中へ、派遣されるあなたへ

外側の風がどれほど冷たくても、あなたの内側には消えることのない火が灯っています。 その火を絶やさない秘訣は、自分ひとりで頑張ることではなく、あなたを愛してやまない方との「会話」を止めないことです。二十二キロの先に昇ったあの朝日のように、主の栄光は、今日もあなたの行く先を赤々と照らしています。 その光を信じて、今日という新しいステージへ、一歩を踏み出しましょう。

今日も、精一杯に生きることです。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿