デジタル書庫 ―― 祈りの旅路

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2026年2月12日木曜日

一人の兄弟のために走る


 

祈りの足音が、朝を照らす

まだ眠りの残る家の中で、靴ひもを結ぶ音が小さく響きました。 時計の針は、すでに6時を回っていました。 いつもより遅いスタートでしたが、今日はどうしても走らなければならない日でした。 この三日間、走り続けていました。 本日、手術を受ける兄弟のために。 祈りを込めて、足を前に出し続けました。

23キロの道のり。 この走りが、祈りとなって天に届くことを信じていたので走り続けました。

 最後は、手術が行われる病院を一周して帰ってきなした。 その建物の中にいる兄弟と、付き添うご家族のことを思いながら。ちなみに娘の実習先の病院も同じところです。

人は、痛みの中でこそ、祈る。 不安の中でこそ、信仰が問われる。 「主よ、どうかこの手術が守られますように」 「どうか、主の平安がこの家族を包みますように」 そう願いながら、走りました。 でも、ふと気づく。 「ゆだねる」ということは、ただ願うこととは違うことを。 それは、すべてを主の御手に委ねるという、信仰の決断であります。結果は関係ありません。どんな結果であれ受け入れられる信仰です。それが神様の御心だと受け止めることが重要であるのです。

こういう信仰がなければ、ゆだねることはできません。 自分の力ではどうにもならない現実を前にして、 それでも「主が共におられる」と信じること。 その瞬間、心にふっと風が吹く。 不安が消えるわけではない。 けれど、確かな平安がそこにある。 それは、主が与えてくださる「真の自由」であるのです。

今日も、精一杯に生きることです。 主のために、人々のために。

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