弱さを知る朝、強さに出会う道
冷たい早朝の空気を味わうのも、どうやら今日までのようです。 明日からは気温が上がるとの予報。 この凍てつく空気の中を、私は22キロ走りきりました。 指先の感覚が薄れていくような冷たさの中で、 それでも一歩一歩、走り続けることができたのです。
自然は、時に厳しく、時にやさしく、 私たちの体と心に語りかけてきます。 人間は、そんな自然環境に適応しながら、 長い歴史を歩んできました。
けれど── 人間環境には、なかなか適応できない。
人間関係、社会の期待、情報の波、 目に見えないプレッシャー。 それらは、自然の寒さよりもずっと冷たく、 時に私たちの心を凍らせてしまうことがあります。
「人間は強い」とよく言われます。 でも本当は、案外弱い存在なのかもしれません。 そして、その弱さを知ることこそが、
救いへの扉を開く鍵なのだと思うのです。
強いと思い込んでいると、 いつか必ずつまずきます。 そして、自分の力に頼りすぎると、 やがて神さまを求めなくなってしまう。
でも、弱さを認めたとき、 私たちは初めて、本当の強さに出会う準備ができるのです。
聖書には、こんな言葉があります。「わたしの恵みはあなたに十分である。 力は弱さの中でこそ十分に発揮されるからである。」 ――コリントの信徒への手紙 二 12:9
弱いからこそ、 強い方に頼ることができる。 自分の限界を知るからこそ、 神の無限の力にすがることができる。今日も、走りながら思いました。
この冷たさの中で、 「今日も生きる」ということが、 どれほどの恵みかということを。私たちは、完璧ではない。 でも、だからこそ、 神さまの愛と力に生かされている。明日から少し暖かくなるようです。
けれど、心の中の寒さは、 気温では溶けません。それを溶かすのは、 神さまのまなざしと、 弱さを抱えたままでも歩み続ける勇気なのだと思います。今日も、生きることです。
弱さを知りながら、 それでも希望をもって、一歩を踏み出すことです。
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