恵みの雨音と、約束を待つ時間 ──祈りが紡ぐ静かな午後
◆ 重たい空気と、身軽になるための儀式
じっとりとした湿気が空気を重くするこの梅雨の季節。心地よい環境から遠ざかってしまうのは、私たち人間だけではありません。共に暮らすペットたちにとっても、このまとわりつくような湿気は同じように重苦しいものでしょう。とりわけ、毛深いノアにとってはなおさらのことです。
今日の昼頃、妻がノアにブラッシングをしてあげていました。 くしを通すたびに驚くほどの毛が抜け落ち、集めればふかふかのクッションが一つ作れてしまいそうなほどの量になりました。ノアは嫌がることもなく、心地よさそうに横たわり、その時間が終わるのをじっと待っていました。彼がこんなにも穏やかに身を委ねられるのは、理由があります。
「ブラッシングの終わりには、大好きなリンゴがもらえる」 その確かな約束を知っているからです。
◆ 日常の余白に響く、誰かを想う声
ノアの身体から重たい毛をすきながら、妻は優しく語りかけていました。
「日曜日にノアを見に来てくれる男性は、Sさんだけだからね。彼が今、入院中だからお祈りしてね!」その言葉に、はっとさせられました。
毎週日曜日に会いに来てくれるSさんの温かな眼差し。今はそれが叶わない寂しさと、病床にある彼の一日も早い回復を願う切実な思い。妻はノアに語りかけるという形を通して、日常の何気ない動作の中に「祈り」を織り込んでいたのです。言葉を持たないノアもまた、その静かな祈りの輪の中に確かに招かれていました。
◆ 「雨、雨、雨」を恵みに変えて
天気予報によれば、今晩からいよいよ本格的な雨が降り出します。
- 今晩から本格的な雨
- 明日は大雨
- 明後日も雨
まさに「雨、雨、雨!!!」という日々が続くことになります。空は暗く、足元は悪くなり、外の世界は閉ざされたように感じるかもしれません。
しかし、ふと心に浮かんだのは「これも良し」という思いでした。
聖書には、このような言葉があります。 「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。」(イザヤ書 30:15)
外に出られない激しい雨の日は、神様が与えてくれた「立ち止まるための時間」なのかもしれません。ノアが古い毛を脱ぎ捨てて身軽になったように、私たちも心の重荷を下ろし、Sさんのために祈り、静けさの中で魂を休ませる時間が必要です。
降りしきる雨音は、世界からノイズを消し去り、この午後を静かで平和なものにしてくれます。ノアがリンゴの約束を信じて待つように、私たちもまた、雨の向こうにある晴れやかな明日を信じて、今日という日を静かに味わいましょう。心身を整え、明日に備えるために。今日のランチはキムチチヂミを作り、3人でいただきました。 この季節のランチには、ぴったりの一品です。
今日も、共に前進です。
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