デジタル書庫 ―― 祈りの旅路

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2026年6月29日月曜日

世界が燃えています

 


燃え盛る世界と、小さな食卓の灯り

茹だるような暑さと、それぞれの日常

今日も、本当に暑い一日でした。

パートの仕事を終えた妻が、先ほど帰宅しました。道のりの半分以上を歩いて帰ってくるその背中には、確かな労苦の跡が滲んでいます。歩くことは鍛錬にもなりますが、この厳しすぎる暑さの中では、かえって体にダメージを与えかねません。大雨の時や猛暑日には私が迎えに行くつもりでいますが、天候に合わせて無理なく帰ってきてほしいと願うばかりです。我が家のノアは、すでに夕食を済ませました。彼は食べる時が一番元気です。そして夜には、仙台でアルバイトをしている娘を迎えに行く約束をしています。

一方で私自身は、薬で歯の痛みを抑えながらの生活です。固いものを避け、柔らかいものをゆっくりと噛みしめる食事。不便ではありますが、「これもまた、ひとつの経験だ」と静かに受け止めています。

 

この場所は以前ノアの写真撮影の場でしたが、


半分以上が削られていました。愛宕神社です。

燃える世界と、報われない現実

ふと目を向けると、今の世界はさまざまな意味で「燃えて」います。

  • 体を燃やす熱気: ヨーロッパでは連日の猛暑により、多くの方が命を落とす事態となっています。
  • 心を燃やす情熱: ワールドカップの試合では、世界中の人々が国を背負い、心を燃やして声援を送っています。
  • 領土を燃やす戦火: そして悲しいことに、戦場では爆弾が相手の土地を、日常を容赦なく燃やし尽くしています。

心、体、そして武器。実に複雑で、息苦しくなるような世の中です。

私たちは皆、穏やかな人生と静かな生活を願っています。しかし、現実ははるか遠くにあります。今日も、数え切れないほどの人が、職場や学校、塾といったそれぞれの「戦場」で懸命に生きています。そして、その頑張りに見合った報いが得られず、人知れず苦しんでいる人がどれほどいることでしょうか。

 

避難所としての「家族」と小さな思いやり

外の世界がどれほど激しく燃え盛っていても、いや、燃え盛っているからこそ、私たちが帰る場所には「涼やかなオアシス」が必要です。

一日の激しい戦いを終えて帰ってきた家族を、どのように迎えるか。 快い笑顔、美味しい料理、そして温かい言葉。それらの一つひとつが、傷ついた心と体をどれほど深く励ますことでしょうか。

聖書に、このような言葉があります。

「互いに重荷を負い合いなさい。そうすれば、キリストの律法を全うすることになります。」(ガラテヤ人への手紙 62節)

自分の痛みや苦労ばかりに目を向けるのではなく、ほんの少しだけ、目の前の家族を思いやる。その「小さなこと」こそが、互いの一日の疲れを癒やし、明日を生きるための命の水となるのです。

 

明日へ向かうための灯り

痛みの中で食べる柔らかい食事も、妻の歩く帰り道も、ノアの元気な食べる姿も、夜の仙台へ車を走らせる時間も。 すべては、私たちが共に重荷を負い合い、愛という灯りをともし続けるための大切なプロセスです。

世界がどれほど複雑でも、私たちの手の中にある小さな灯りを絶やさない限り、私たちはまた歩き出すことができます。先ほど、久々にキャロットパウンドケーキを焼きました。

今日も、共に前進です。

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