2024年1月4日木曜日

自分だけの羽を見つける

 


あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。主は、とこしえにいます神/地の果てに及ぶすべてのものの造り主。倦むことなく、疲れることなく/その英知は究めがたい。疲れた者に力を与え/勢いを失っている者に大きな力を与えられる。若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが主に望みをおく人は新たな力を得/鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。(イザヤ書4028-31節)

 この時期になると普段より走っている人々の姿が多く見える。そして時間が経つと次第にその姿は少なくなる。毎年、繰り返される現象である。人は自分が出来ないことを他人に期待する場合がある。また、その成功した姿を通して自己満足が得られるケースもある。それで人々はスポーツに熱狂し、アイドルに熱狂し、様々な分野において王座につく人々に憧れ、時にはそれを自分に入れ替えて王座についている自分を想像しながら一瞬の満足感を得るのです。問題はその世界から抜け出すことが出来ずいつも空想の世界で生きていることである。現実から離れた空想の世界が自分の人生の一部になって生きている人々である。その結果、変わらない惨めな自分自身だけが残り、時は過ぎ去ってしまう。目覚めよう!!!

 

 多様性の世界の中で生きている人々は他人の個性を大事にして生きるべきである。また

人間にとって絶対的なことはあり得ない。それは神様に対してのみ使うことができるのである。なぜなら人間は絶対的な存在ではなく、必ず何かに欠けている存在であるからである。これを知って生きることが重要である。しかし人々はそれを認めない。受け入れない。自分は絶対大丈夫だと考え込んで生きている。間違ったのは相手であり、自分は正しいと考える。皆がこういう考えの下で生きているために話が通じない。皆一方通行の人生を生きている。だからぶつかるのである。目覚めよう!!!

 



 

今日も広瀬川沿いを歩いた。一羽のハクチョウの姿を観察する。周りに他のハクチョウはいない。ひとりで過ごしていた。寂しくないかと勝手に思っていた瞬間、そのハクチョウは大きな羽を伸ばして飛び上がり、空を自由に飛んで行ったのである。僕にはこの羽があるんだよ!と言われた気がした。いつでも自由に空を飛べる羽はまさに真の力である。私たちにも必要な力である。我々にもいざという時に自由に飛べる羽が必要である。その力を養い、育て、大事にしながら生き苦しくなったときに自由に飛んで行ける羽を持つべきである。

それは自分だけの羽である。それを見つけて日頃は養い育てていざという時に使うことである。まず自分の羽を見つけよう!!!

 

 今日も料理。チキンステーキを作った。そしてケーキも焼いた。新年になっても変わらない日課である。感謝。

 

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