デジタル書庫 ―― 祈りの旅路

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2026年6月1日月曜日

満月の夜道と、20年を繋ぐ見えない絆

 


満月の夜道と、20年を繋ぐ見えない絆 ―― 命の響きに耳を澄ます、六月の幕開け

ひんやりとした深夜の静寂と、満月の導き

無事に静岡での大きな働きを終え、我が家のドアを開けた昨日。真っ先に尻尾をちぎれんばかりに振って出迎えてくれたのは、愛犬ノアちゃんでした。その無条件の歓迎にホッと肩の荷を下ろし、20時過ぎには泥のようにベッドに倒れ込みました。しかし、旅の余韻からか23時頃にはふと目が覚めてしまい、もう一度目を閉じても眠りは訪れず、結局午前1時半ごろに静かに起き上がりました。深い夜の底で祈りを捧げ、部屋を掃除し、ノアちゃんの寝顔を覗き込みます。まだスヤスヤと眠っていたため、散歩は後回しにして一人静かに仕事とメールの返信に向き合いました。そして午前3時前。ようやく目を覚まし、尻尾を振りながら近づいてきた彼と共に、外の世界へ踏み出しました。肌を撫でるひんやりとした空気。見上げれば、静かな夜の街を隅々まで明るく照らし出す、見事な満月が浮かんでいました。この清冽な光のなかで、新しい六月が静かに幕を開けました。

 


20年の歳月が教えてくれた、変わらないもの

満月の光を浴びながら歩を進めると、昨日までの静岡での光景が胸の奥に鮮やかに蘇ってきます。20年ぶりの、草深教会の皆様との再会。それは単なる懐かしさを超えた、魂が震えるような喜びでした。20年という月日の間に、私たちはお互いに確実に年を重ねました。それぞれが予期せぬ厳しい状況や、人生の荒波をくぐり抜けてきたはずです。それでもなお、こうしてしっかりと足を踏みしめ、祈り、信仰の歩みをひたむきに続けておられる。その尊いお姿を目の当たりにしたことこそが、私にとって今回の旅の何よりの報酬でした。

 


キリスト者とは、不思議な存在です。  物理的な距離がどれほど離れていようと、まるで同じ屋根の下に暮らす家族のように、心の深い部分で繋がりを持ち続けることができる。日々の生活圏は違っても、毎週日曜日になれば、それぞれの場所、それぞれの教会で、ただ一つの同じ神様を見上げて礼拝を捧げます。だからこそ私たちは、いつでも、どこにいても結ばれている「主の民」なのです。

 


自分の身体の声に寄り添うという礼拝

夜空に浮かぶあの満月が、仙台の夜道を歩く私と、静岡で眠る友たちのうえに、等しく同じ光を注いでいるように。神様の大いなる愛もまた、場所や時間を超えて私たちを一つに結び合わせています。

 


5月のランニングは、積み重ねて約450キロの完走となりました。  しかし、過酷な熱気が身体を打ち据える夏場を迎えるこれからの季節は、距離を少し短くしようと計画しています。過去の数字や意地にこだわるのではなく、無理をせず、その日その日の「身体の調子」に合わせて走ることにする。それが、今の自分にとってのベストなのだと確信しています。  天から与えられた「命」と「身体」という器を大切に管理し、その小さな声に耳を澄ませること。それもまた、立派な感謝の行いなのです。

 


今日という日に、精一杯の感謝を込めて

あなたは今、ご自身の身体や心の声に、優しく耳を傾けることができているでしょうか。

  • 見えない絆を信じる: 距離や時間が空いても、同じ空の下で祈り合える関係を温め、その繋がりに感謝する。
  • 歩幅を調整する勇気を持つ: 季節の変化や年齢、その日のコンディションに合わせて、自分のペースを優しく見直す。
  • すべてを休む日を設ける: 常に走り続けるのではなく、心身を解放する時間を意識的に作る。さて、今日一日、私は走ることも、仕事も、料理もすべてお休みにして、「完全休息日」とする予定です。  (……本当に休めるかどうかは知らんけど、と心の中で小さく笑いながら)。休息を存分に味わう日も、汗を流して前へ進む日も。主によって与えられたこの命の鼓動に深く感謝しながら、今日も与えられた一日を精一杯に生きていきましょう。

今日も、前進です。

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