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2026年6月1日月曜日

完全休息日の思わぬ汗

 


完全休息日の思わぬ汗 ―― 破れた網戸と、愛する者のための小さな約束

思い描いていた休息と、額を流れる大粒の汗

今日は「完全休息日」にするはずでした。  走ることも、仕事も、料理もお休みにして、心と身体をゆっくりと静める……そんな穏やかな六月の一日を思い描いていたのです。しかし、現実はいつも計画通りには進みません。気がつけば、私は額から大粒の汗を流し、すっかり汗びっしょりになっていました。

その理由は、妻の部屋の「網戸の修繕」でした。  先日の強風にあおられて、網戸の網が見事に破れ、バラバラになってしまっていたのです。とはいえ、強風の影響はせいぜい1割程度。本当の原因は、10年以上という長い歳月がもたらした経年劣化が9割以上を占めていたのでしょう。時が経てば、物も、私たちの身体も少しずつほころびを見せるものです。古い網を取り外し、新しい網をピンと張り終えたとき、身体は疲労していましたが、不思議と心の中には清々しい風が吹き抜けていました。

 


誰かのために動くとき、心は満たされる

予定していた「完全な休息」はなくなってしまいました。しかし、網戸の修繕を終えた胸の奥には、確かなやりがいと喜びが満ちていました。

自分のためではなく、誰かのために。それも、かけがえのない大切な家族のために労力を捧げ、汗を流すという行為は、自分のために何かを成し遂げた時よりも、はるかに大きく、あたたかい温度を持った喜びをもたらしてくれます。  誰かの暮らしを守るために動くとき、私たちは自分の内側に眠っていた「愛する力」を再発見するのかもしれません。

 


ほんの少しの配慮が、誰かの光になる

今日は、娘がアルバイトに出かける日でもありました。  私は彼女に、「夜、迎えに行くよ」と一つの約束をしました。たったそれだけのことです。しかし、そのささやかな約束があっただけで、彼女の朝の時間はパッと明るくなり、元気の出るスタートへと変わりました。私たち人間は、案外こうした「ほんの小さなこと」にこそ、生きる喜びや生きがいを見出す生き物なのだと思います。特別な贈り物や、大げさな言葉は必要ありません。

  • 破れた網戸を直すという、静かな労力。
  • 「迎えに行くよ」という、小さな約束。

日常の中の「ほんの少しの配慮」が、相手の心を照らす確かな光となる。これ以上、素晴らしく、尊い奇跡が私たちの生活にあるでしょうか。聖書にも「互いに愛し合いなさい」という言葉がありますが、愛とは決して遠くにある壮大なものではなく、こうした日々の小さな手渡しのなかに宿っているのです。

 

教会の近くにある例の青年と一緒に入った銭湯です。(分かる人はわかる)

予定外の喜びを抱きしめて

今日、あなたの計画が思い通りに進まなかったとしても、どうか落胆しないでください。予定通りにいかない日こそ、思いがけない「恵み」が隠されているものです。結局のところ、今日は身体を休める「完全休息日」にはなりませんでした。しかし、愛する家族のために汗を流し、笑顔を見ることができた見返りとして、何もしない休息以上の「喜び」と「感謝の気持ち」という、これ以上ないほど大きな報いが天から与えられました。このあたたかな充実感を胸に抱きながら、今日という一日を最後まで大切に生き抜きたいと思います。

今日も、前進です。

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