デジタル書庫 ―― 祈りの旅路

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2026年7月3日金曜日

人は希望によって生きる

 


何気ない日常の尊さと、絶望のトンネルに射し込む「真の希望」

「パパ、行きだけを送ってくれる?」

そんな娘の言葉に応え、結局今日も駅まで見送ることから第二の朝(?)が始まりました。今日は少し早く帰ってくるそうです。

 


平和な時間と、地球の裏側の現実

午前中の静かな時間は、やるべきことを一つひとつ整えながら過ごしました。夕食の準備として鶏むね肉の仕込みも終え、あとは火を入れて焼くだけの状態に。お昼には妻を車で送り届け、私の心には穏やかな凪のような時間が流れていました。 それは、本当に何気ない、言ってみれば「平和な時間」そのものです。

しかし、ふと見えない遠くへと思いを馳せるとき、同じ地球という空間の裏側にある痛ましい現実に心が引き締まります。

  • 戦争のさなかで、いつ命が奪われるかわからない過酷な状況を生き抜いている人々。
  • ベネズエラの大地震で家族の安否がわからず、悲しみと焦りの中で懸命に捜索活動を続けている人々。

私が今日働き、家族が温かいご飯を食べ、養われていること。私たちが当たり前のように享受しているこの日常は、決して当然のものではなく、奇跡のような恵みの上に成り立っているのだと深く思わされます。この恵まれた時に、心からの感謝を捧げて生きることがどれほど大切でしょうか。

 


感謝の源泉にある「本当の強さ」

すべてが順調で、恵まれた状況の中で感謝の言葉を口にすることは、誰にでもできることです。しかし、真に問われるのは、状況が暗転し、感謝の理由など一つも見出せないような時の私たちの在り方です。

感謝できないような厳しい状況の中でも、心から感謝することができる。それこそが、キリスト者として生きる真髄です。それは、人間の無理なポジティブ思考や精神論によるものではありません。命の源である主なる神様に対する「信仰」が根底になければ、決してできないことです。

なぜなら、神様を信じる者には、状況に決して左右されない「真の希望」が与えられているからです。 その希望は、どんな暴風雨の中でも魂を繋ぎ止める、見えないけれど強靭な錨のようなものです。揺るがない希望があるからこそ、人はどんな場合でも、どんな時にも感謝して生き抜くことができる。これこそが、人間の持つ「本当の強さ」なのだと確信しています。

 


暗闇の中で光を待つあなたへ

今、この文章を読んでくださっている方の中にも、深い落胆の中にいる方、挫折してなかなか立ち上がれないでいる方がいるかもしれません。まるで真っ黒なトンネルの中に閉じ込められ、手探りで必死に光を求めているような、そんな痛みを抱えている人もいるでしょう。あなたのその暗闇のただ中に、命の源からの「真の希望」の光が静かに、しかし力強く射し込むことを心から祈り願っています。どうか、絶望と思えるその場所から、あなたが再び希望の温もりを知り、力強く立ち上がることができますように。

今日も、共に前進です。

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