霧の向こうの確かな世界——「幸せに生きる」という静かな決断
午前5時過ぎ。散歩へと扉を開けました。
外の世界を満たしていたのは、立ち込める霧と、肌にまとわりつくような湿気です。吹き抜ける風の中を歩み進めるごとに、じわりと汗が滲み出してきます。
こうした天候が何日も続くと、私たちの内側にある心までが湿気を吸い込み、じめじめと重く沈んでしまいそうになります。環境がもたらす不快感は、いとも簡単に私たちの内面へと侵入してくるからです。
見えない世界を見るという人間の尊厳
目に見える白く濁った景色。体で感じる不快な温度と湿気。 私たちは日常の中で、つい「目に見えること」や「体で感じること」だけが世界のすべてであると錯覚してしまいます。しかし、物理的な環境や状況という壁の向こう側にある、「まったく違う世界」を見つめることができること。それこそが、私たち人間に与えられた最も優れた、尊い力なのです。移ろいゆく「目に見える事柄」に心を奪われるのではなく、目には見えないけれど「確かに存在するもの」に真っ直ぐに目を留めて生きる。そこに、環境に支配されない人間の真の自由があります。
不透明な時代に「祝福」を宣言する
今日は金曜日です。この先の一日に、何が起こるかは誰にも分かりません。私たちが生きているのは、今朝の霧のように、一寸先も見えない不透明な時代だからです。
それでも、私たちは「信じて生きる」という姿勢を選び取ります。
- 今日という一日が、恵まれた日であること
- 今日が、確かに祝福された一日であること
ただ、それは盲目的に運命を待つことではありません。信じた祝福を現実の輪郭へと形作っていくための、私たち自身のささやかな「心遣い」や誠実な「働き」が、何よりも重要になってくるのです。
幸せを優先する生き方
もしあなたが心の底から「幸せに生きる」と決めたのなら。 これから先、目の前にどんな嵐が訪れようと、どれほど深い霧に覆われようと、幸せな生き方、幸せな考え方を何よりも優先して生き抜くことです。
心の奥底にある灯火は、外の湿気や風によって消されることはありません。 与えられた命の呼吸を深く感じながら、どんな日であっても、今日もただ、生きるのです。娘も金曜日を喜び、元気に実習先へと向かいました。
今日も、共に前進です。
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