デジタル書庫 ―― 祈りの旅路

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2026年9月19日土曜日

フルマラソン自己ベスト更新

 


【恵みの雨と42キロの祈り】与えられた「命の秒」を刻み抜く

午前5時。 ひんやりとした空気を肺いっぱいに吸い込み、静かな街へと足を踏み出しました。風の温度も、空の高さも、今はまさに「走るための季節」です。

一定のリズムでアスファルトを踏みしめながら走っているうちに、ふと私の内に一つの思いが込み上げてきました。 「明日は、先に天のふるさとへ帰られた方々を覚える、召天者記念礼拝だ。今日のこの走りを、明日の召天者記念礼拝に集う群れと召天者を偲ぶフルマラソンにしよう」と。

 


孤独な道のりと、秒を削る戦い

ペースを丁寧に調節しながら、鈎取イオンを抜け、尚絅学院中高の方面へと向かいます。 長い道のりの中で、私の心には一人の姿がありました。今日、午前11時から夜の10時までという長時間のアルバイトに向かう娘のことです。懸命に自分の務めを果たそうと頑張る娘の姿を心に留め、その無事と守りを祈りながら、私はひたすらに足を前に進めました。また新たな病棟で実習が始まることも覚えて祈る大事なひと時でした。

そして迎えた、最後の5キロ地点。 疲労がピークに達する中で、私は「ここでもう少し頑張れば、自己ベストが更新できる」と直感しました。そこから残りの力を振り絞り、スピードを上げて最後まで走り抜きました。

  • 距離: 42.22 km
  • ペース: 1キロ 520
  • タイム: 3時間45

見事、自己ベストの更新です。これで9月に入って2度目のフルマラソン完走となりました。 マラソンに限らず、陸上の世界は「秒の戦い」です。たった1秒を削り出すために、途方もない鍛錬と忍耐が求められます。しかしそれは、私たちがこの地上で生きる「命の時間の使い方」にとてもよく似ている気がするのです。

 


「ただの雨」を「恵みの雨」に変えるもの

私たちが今、この地上で刻んでいる「11秒」は、永遠の命へと繋がる尊い時間です。 11時間という長いシフトを懸命に働く娘も、1秒を削り出すために42キロを走り抜く私も、そして、かつてこの地上で精一杯に命の時間を生き抜き、今は天にいる懐かしいあの人たちも。皆、神様から与えられた「命の秒」をそれぞれの場所で刻み続けているのです。

 


明日の召天者記念礼拝、墓前での祈りの時間は「雨」の予報が出ています。 冷たい雨の日の墓前礼拝は、少し気が重くなるかもしれません。しかし、考え方を変えれば、それは「ただの雨」です。悲しみの雨にするか、それとも天からの「恵みの雨」として受け取るか。それは、今を生きる私たちの心のあり方にかかっています。 乾いた大地を潤し、新しい命を芽吹かせるための優しい雨なのだと思えば、その雫さえもが愛おしく感じられるはずです。

 


安息という名の準備

今日も無事に走り終え、与えられた命の営みに心から感謝しています。 精一杯に今日を生き抜いたからこそ、明日の主の日の礼拝、そして天の聖徒たちとの交わりを、深い平安の中で迎えることができます。


 

42キロを走り終えた今日は、さすがにゆっくりと身体を休めたいと思います。 「安息」とは、何もしないことではなく、次なる恵みを受け取るために器を空にする尊い準備の時間です。平和な一日を祈りながら。 今日という日を懸命に生きるあなたの上にも、明日、豊かな恵みの雨が降り注ぎますように。

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