無事に葬儀を終えることができました。感謝いたします。
今回も、故人の人柄を偲ぶような温かい葬儀でした。初めて訪れた名取斎場は、しんとした静寂に包まれた、少し寂しい雰囲気の場所でした。外壁工事の最中だったことも、その印象を強めたかもしれません。仙台の斎場とはだいぶ趣が違っていました。
ただ、名取市斎場では私たちだけの利用だったため、ご遺族の皆さんと落ち着いてお話しすることができました。これは本当にありがたかったです。食堂はありませんでしたが、皆さんに持ってきていただいたサンドイッチなどを囲みながら、ゆっくりと語り合うことができました。普段はなかなか集まる機会のない兄弟や親族同士が、こうして顔を合わせ、言葉を交わすことができたのは、故人のおかげかもしれません。ご遺族の方も、「こんな機会でもなければ、兄弟家族が揃うことはほとんどない」とおっしゃっていました。
今回、ご遺族が家族葬を選ばれた理由の一つには、こうした親族同士の繋がりを大切にしたいという思いもあったそうです。確かに、参列者が多いと、どうしても個々の家族や親戚同士でゆっくり話す時間は限られてしまいます。その点、家族葬は、故人を偲びながら、家族の絆を改めて確認する貴重な時間となるのかもしれませんね。大切なのは今回の葬儀を通して改めて主なる神様に対する信仰を考えさせられたとのことです。こうした信仰を持ち、共に讃美歌を歌い、最後の別れをすることはとてもよかったと言われました。
ご遺族の皆さんは葬儀社のマイクロバスで移動されたので、名取斎場では私が最後のお見送りをして、自分の車で帰路につきました。さすがに空腹を感じ、4号線沿いには飲食店がたくさんありましたが、結局家で食べることにしました。帰宅後、一人、少し遅めのランチと夕食を兼ねた食事をとりました。それから洗濯物を取り込み、夕食用の鶏肉料理を二人分作って、一日を終えました。今回も味見はせずに、想像で味付けしましたが、きっと美味しく出来ているでしょう。いつも「美味しい」と褒めてもらえますから。
少し疲れましたが、無事に全てを終えることができて、感謝の気持ちでいっぱいです。
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