2025年4月15日火曜日

生きるための命である

 


新たな道、新たな朝

午前4時、まだ街が眠りについている時間に、私は走り始めました。今日は気分を変えて、

いつもとは違う道を選びました。一直線に伸びる道は、どこか未知への旅を感じさせます。

足音だけが響く静けさの中、少しずつ東の空が明るさを増していきます。雨上がりの朝は、

空気が洗われたように澄んでいて、深呼吸するだけで心が満たされます。このような瞬間

に、自然の恵みを全身で感じられることに感謝せずにはいられません。

 


試みと気づき

新しい道には新しい発見があります。しかし今日は、トラックや車の音が思いのほか多く、

静かに自分と向き合うランニングには向かないことを実感しました。明日からは再び、静寂

に包まれた堤防の道に戻ることにします。時には冒険も必要ですが、自分に合った場所を知

ることも大切な学びです。

 


春の訪れと個人的な解放

周りを見渡すと、木々の枝先に新緑が顔を出し始めています。自然が少しずつ目覚めるこの

季節、私自身も変化の時を迎えています。長く苦しんでいた花粉症の時期がようやく過ぎ去

り、自由に深呼吸できる喜びを感じられるようになりました。帯状疱疹の痛みはまだ残って

いますが、それも今は心を曇らせる理由にはなりません。体の不調があっても、前に進む意

志があれば道は開けるものです。

 


祈りと決意

朝のランニングは、私にとって祈りの時間でもあります。今日一日が、家族や友人、そして

見知らぬ誰かにとっても、恵みと守りのある日となりますようにそんな思いを胸に抱きなが

ら走ります。この世界では、今日も様々な出来事が起こるでしょう。事故、事件、災害...

たちにはコントロールできないことがあまりにも多く存在します。しかし、それでも自分

道を一歩一歩進んでいくことが大切なのではないでしょうか。夜明けの空に広がるオレン

色の光は、どんな暗闇も必ず明けることを教えてくれます。今日も、自分にできることを

一杯やっていこうと思います。今日、与えられた命は、他ではなく今日の人生を生きるた

の命です。

明日は、また堤防の道を走ります。

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